住友建設が工場、倉庫の室温を連続計測し熱環境の診断、改善提案ソフト開発
熱環境診断は数日〜1週間程度測定し、得られた結果を外気温や地域気象データ、建物の断熱特性などと共に入力する。
その結果、建物内部の任意の場所の温度変動や断熱改修実施時の改善効果を予測する。
換気扇増設や屋根の塗り替えといった最適の熱対策技術の選定組み合わせが可能になる。
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日亜化学工業が電球色LEDを開発、12月からサンプル出荷
ランプ型(20ミリアンペア)と高出力型(350ミリアンペア)の2タイプ。
ランプ型550個まとめて使うと60Wの電球と相当の明るさが得られる。価格は未定
(コメント:メンテナンス性を考慮する必要のある用途から普及が見込まれる。)
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ベンチャー企業200Xは温熱感覚を数値化した空調制御システム開発
暑い、寒いを人の温熱感覚を数値で表すPMV理論を応用して室内の状況を温度、湿度、風速、輻射熱など六つの要素を計測し、人が最も心地よいと感じる室内環境値を算出し、エアコンを制御する。電気代は2〜3割削減可能。1システム予定価格は約300万円
中規模以上の工場、店舗、遊技場へ売り込み。契約した削減率を達成できない場合、不足分を支払う「省エネ保証制度」を導入。大学発のベンチャ-。特許出願中
(コメント:東芝のBEMSもPMV理論を採用)
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独WKV(ブァッサークラフトフォルク)社が日本向け小型水力発電機を開発
11.7mの高さから水を落とし、350kWを発電する普及型を開発。5m以下の特注品も 商品化。30カ国で500基の納入実績有り。
低い高低差と少ない水量でも効率的に発電できるタービンの金属加工技術を保有。
商品寿命は50年、1基:100万ユーロ(1.23億円)、工事込みで220万ユーロ (コメント:計算では約70万円/kWとなるが実勢?ただし、水力は新エネの補助金の対象外)
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