駅徒歩15分|街の不動産屋体験記
「駅徒歩15分」って、マンション情報や新聞折込チラシで良く見られる不動産表記の一つですね。
不動産業界の定義ではこの徒歩の速度は”1分間で80メートル”のことです。
この数値が正しいかどうかは微妙でしょうね、ほとんどの不動産屋さんはこれに従って表記しているでしょう。
でも物件が丁度駅徒歩15分を超えるような場合は、売りやすい15分と記載する微妙なケースもあるようですね。
朝の貴重な通勤時間になるととくにこの10分とか、15分とかは
自宅からのスタートダッシュ時間におおきな影響があります。
また夜遅くになってしまう飲み会では、駅まで帰ってきたら最終バスが終わっているし、
タクシー乗り場は長蛇の列で無理!
こんな時に自宅まで歩いて帰れるかどうかは体力以前の問題です。
マンションを買ってから後悔しても始まりませんね。
必ずお客様自身の足で実地踏査しておくのが大切です。
ちなみにこの駅徒歩時間が3分、5分、10分、15分、20分の数値は、
マンション価値の最重要な要素の一つです。
駅近のマンションは、評価が高く売れやすいのです。
私見ですが、マンション価値は売りやすさで決まり、売り安さは駅徒歩時間で決まります。
まちがってもネットで選ぶだけで、現地見学は夜間で駅まで一度も歩かなかったというようなことでは?
(つづく)