芦屋さくら百景107|東山町
青空を背景に、得意げな謳歌爛漫ですよね。
もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし
前大僧正行尊|金葉集
阪急神戸線の北側の山手丘陵に広がる東山町は、昭和20年ころから宅地造成が始まりました。
朝日ヶ丘・東芦屋・山手・東山の4つの町は昭和30年からの北部地区の大掛かりな宅地造成で住宅地となりました。
昔の小字の東山・中山・山添・小田山・横山などはいずれも山で、町名は小高い地形と小字の東山から名づけられたそうです。
青空を背景に、得意げな謳歌爛漫ですよね。
午後の影を照らしているような桜が東山町の下り坂にかしいでいます。
水路を覆う桜の樹、のどかな春の休日、朝の風景です。
東山町、お宅の庭からのぞく桜の大樹はご近所でも鼻高いでしょうか
ここは東山北公園の桜です。
あまり大きくありませんが、遊んでいる子供らが大きくなるころは桜の大樹の下で楽しむでしょう。