「打出小槌町」カテゴリーアーカイブ

町名の由来

「摂陽群談」(1701年)に「むかし、打出村にお金持ちがいて、小槌を振ると願い事がかなうという宝物でした。」

とありました。

打出小槌町以外にも打出の地名がついていたのですが、小槌町だけは昭和43年の住居表示制度で、ここだけはめでたい地名を残そうと地元の要望もあって残ったのです。

芦屋さくら百景24 | 打出小槌町

芦屋さくら百景24 | 打出小槌町

 

猿のよる酒家きはめて桜かな
其 角

 

 

ここはあの村上春樹の短編に出てくる「お猿の公園」です。

奥の方にはお猿の檻が残っていますが、今は飼っていません。

桜も見事なえだっぷりで、夏にはクマゼミの合唱でにぎやかです。

ヤンママの公園デビューも多いですね。

 

芦屋さくら百景22 | 打出小槌町

芦屋さくら百景22 | 打出小槌町

 

寝て起きて又のむ酒や花心
井 月

 

 

阪神電車打出駅を北側に降りて、まっすぐ歩けばこのあたり、2号線手前に出てきます。

マンションの公開スペースのような桜が多い場所があります。

散った桜の花びらも見事にじゅうたんを敷き詰めています。

打出天神社|打出小槌町

659-0028 打出天神社

秋10月には神輿もここから市中に繰り出します。

近年は七五三やお宮参り、

夏は夏祭り・夜店、

秋はお御輿、

大晦日や初詣と

地域の守り神でもあり、菅原道真公(天神さん)が祀られています。

 

ちょうど芦屋市立小槌幼稚園

また村上春樹の小説「風の歌に聴け」に出てくる打出公園(通称おさるの公園)

図書館打出分室(国登録有形文化財の旧松山家住宅松涛館)も真横にあります。

お子様連れで出かけてみられたらいかが。