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町名の由来

芦屋でゆかりの伊勢物語とは無関係な町名です。

もともと伊勢講田・酉新田という小字名がありました。

伊勢講田とは芦屋村の人々が伊勢神宮に詣でる費用を作るために開墾された田んぼだったそうです。

大変な負担でしたが、それを上回る旅への期待があったのでしょう。

ここから伊勢町の名前ができました。

今は市立美術博物館や市立図書館、谷崎潤一郎記念館などの施設がある文化ゾーンとなっています。

この文化ゾーンの南側には以前の芦屋浜に出る堤防がのこっています。

芦屋市立図書館 | 伊勢町

659-0052-12-36 芦屋市立図書館|芦屋マンションスタイル

 

昔1949年当時の図書館は、前田町の仏教会館3階を借用して始まったそうです。

 

やがて蔵書が増えるて5年後には打出小槌町の石造り2階建ての洋館と土地を市が買い取って、

 

やっと独立の図書館になったのです。

 

あの芦屋出身の村上春樹氏の小説にも、「お猿の公園」とともに登場しています。

 

私も時々閲覧に行きますが、中庭の水のある日本庭園やとなりの本館には茶室もできる日本間があって、

 

季節感がある良い風情です。(打出分室)

 

市内にある図書館は

・打出分室

・大原分室

・公民館図書館

・上宮川文化センター図書室

があります。

 

蔵書は約35万冊あります。

 

現在、この打出分室は市民の有償ボランティアで運営されています。

 

 

 

 

 

 

 

芦屋市立美術博物館|伊勢町

659-0052-12-25 芦屋市立美術博物館|芦屋マンションスタイル

伊勢町の昔あった白砂青松の芦屋浜へ出る土手堤の内側にできた伊勢町文化ゾーンにあります。

 

西隣には、谷崎潤一郎記念館が、東側には図書館があります。

 

1996年開館、古代から現在までの芦屋文化や歴史の流れがわかります。

 

芦屋ゆかりの美術の展示では、吉原治良や小出楢重の収集作品があります。

 

前庭にはこの小出楢重の復元アトリエやモニュメントがあります。

 

 

谷崎潤一郎記念館 | 伊勢町

659-0052-12-15 谷崎潤一郎記念館

住居表示 | 〒659-0052 兵庫県芦屋市伊勢町12番15号

 

谷崎潤一郎は芦屋などに居住していた文豪です。

細雪、源氏物語、痴人の愛、春琴抄などの作品で有名ですね。

とくに細雪は芦屋が舞台の作品でした。

記念館では特集や展示などのイベントが随時開催されています。

 

芦屋市谷崎潤一郎記念館