芦屋さくら百景69 | 若葉町
散ればこそいとゞ櫻はめでたけれうき世になにか久しかるべき伊勢物語・八十二
若葉町に抜けるトンネル越に見えた宮川右岸沿いの桜ロードです。
この先にはもっと多くの桜樹林があります。
宮川にかかる芦屋市最大の宮川大橋が若葉町と東隣の高浜町をつなぎます。
橋は海沿いの町にふさわしく「波」がデザインされています。
若葉町と高浜町がいわゆるニュータウン「芦屋浜シーサイドタウン」です。
町内には野球場を備えた緑が多い芦屋中央公園があります。
春には桜が咲きほこります。
町名は若葉がおいしげる自然と調和した緑豊かな街というところから決まったのでしょう。
散ればこそいとゞ櫻はめでたけれうき世になにか久しかるべき伊勢物語・八十二
若葉町に抜けるトンネル越に見えた宮川右岸沿いの桜ロードです。
この先にはもっと多くの桜樹林があります。
ことしより春知りそむる桜花ちるといふ事はならはざらなん紀貫之|古今和歌集
宮川河口付近の若葉町から見える、両岸の桜並木が絶品です。
もう海からボラが入ってくる季節でしょうか・
写真右側には緑の中央公園があります。
少年野球やサッカー、ラグビーの練習が土日にはあるでしょうね。
み吉野の山べにさけるさくら花雪かとのみぞあやまたれける紀友則|古今和歌集
若葉町のシーサイドタウン駐車場前の桜樹林です。
枝が大きく空を覆って桜の傘の下です。
ひさしかれあだに散るなと桜花瓶に挿せれどうつろひにけり紀貫之|拾遺集
芦屋中央公園内のグウランドの桜です。
雨上がりの平日なんでスポーツに興じるお子さんの姿は見かけられません。
さくら花主をわすれぬ物ならば吹き来む風に事づてはせよ道真|後撰集
中央公園の入り口に咲く桜です。
子供の少年ラグビーではお世話になった公園のグランドです。