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住宅ローン | 街の不動産屋体験記

住宅ローン | 街の不動産屋体験記

 

マンションを購入される場合、ほとんどの方がお世話になるのでは

「銀行」ローンなので、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行や

みずほ銀行などの都市銀行から横浜銀行、みなと銀行などの地方銀行(地銀)、

さらに全国の信用金庫や相互銀行、

最近では新生銀行や各種ネット銀行などが取り扱っていますね。

 

どこの住宅ローンを使うかの前に考えるべきは

 

物件価額+諸費用=自己資金+住宅ローン の公式です。

また

自己資金=頭金(含む手付金)+諸費用+購入後必要費用

があります。

 

①対象物件

購入したいマンションが大体決まっているかどうかです。

決まっているほうが、なにかと好都合な場合が多いです。

マンション販売業者(たとえば住友不動産とか)が提携している同系列の銀行でローンを組めば

金利やその他の条件面で優遇してくれることがありますね。

旧財閥系グループの場合が多いですね、

たとえばシティハウスA公園なら住友不動産などが販売していますよね、

当然三井住友銀行のローンが、交渉有利だと思われます。

 

物件を取り扱っている販売や仲介業者が大手財閥系(三井、住友、三菱など)であれば、

系列の大手都市銀行が無難ですね。

 

都銀とそのグループデベロッパー企業は信用度が高いので、

昨今のようなマンション建設時の「くい打ち」瑕疵担保責任がある場合などの、

補償やバックアップなどが生じても、社会的責任や資金力があるという点は安心できるでしょうね。

ただローンを組む場合の自己資金(物件価額の10%程度)が不足がちの場合は、

大手仲介業者に相談してみるべきでしょう。

普段から取引のある大手銀行の融資条件を知っているので上手に対応してくれることでしょう。

 

②住宅ローン金利

どこ金融機関の住宅ローン金利が安いか

これはネットの比較サイトなどで調べて見ましょう。

ネット型銀行などは経費削減や省力化、システム化されていて、何回もの面談も不要なので、

忙しい方には便利でしょう。

 

③諸費用ローン

物件本体以外にかかる費用を諸費用といいますが、仲介手数料(仲介業者に3%+6万円)や

登記費用(司法書士さんに)、生命保険料、火災保険料、その他引越し費用、調度品

などで諸費用は物件価額の大体6%くらいは必要でしょう。

この諸費用も「諸費用ローン」として銀行ローンで取り扱ってくれるところが多いです。

もちろん金利は住宅ローンよりも高く設定されています。

銀行に相談してみましょう。

 

④売買契約締結時の手付金

物件引渡し時に相殺されますが、頭金の一部、自己資金からの払い出しになります。

仲介業者での売主さんとの契約時、手付金として物件価額の大体10%が必要です。

事前に準備が必要です。

 

⑤自己資金

自己資金が不足の場合、諸経費と住宅ローンの全体を銀行ローンで取り扱えるような物件もありますので、

仲介業者さんや銀行窓口などでも相談してみてはいかがでしょう。

レアケースだと思いますが、

30代前後の若さ、安定した職場、一定の勤務年数、堅実な生活実績などがあれば可能性もあるでしょう。

考えておくべきは、貸す側にも都合があるということです。

長期の住宅ローンの期間中に滞納などのリスクがない(信用)ことが

銀行にとっては重要なのです、

また担保価値が少ないような物件(築40年とか)もローン実行は難しいですよ。

 

(つづく)

 

 

ラポルテ東館|大原町

659-0092-9-1 ラポルテ東館|大原町

 

地下1Fから3Fまではジュンク堂書店コープDAYSがキーテナントで入居

4階より上は居住マンションになっています。

ここラポルテ東館と本館、および芦屋大丸店(JR芦屋駅直結)を囲んだエリアが

芦屋の商業中心地でしょうか。

バスターミナルもあり、芦屋市内各地と結んでいて

交通の要衝でもありますね。

また銀行もみずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行店舗などがあり

ショッピングなどにも好都合な商業集積エリアです。

 

お子様連れならマクドやミスドもありますよ。

おしゃれなパブや喫茶、また芦屋ファッションのお店もあります。

このあたり平日の午後ともなれば芦屋マダムの親子友人カップルが目立ちます。

 

東館の地下の「コーポさん」(旧灘生活協同組合、正式名コーポ神戸)は

生鮮食料品などの買出しもでき便利です。

また学校帰りや買い物休憩などでちょっと一服できるスポットも多いです。

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六麓荘について | 六麓荘町

六麓荘|芦屋っぽい風景

 

1.六麓荘の概要

 

六麓荘町には中古マンションはありませんよ。

 

阪神間の中央部芦屋市街地の北東部にあって、

 

東側は西宮市苦楽園と接している。

 

六甲山麓の標高75~210メートルの丘陵地の南斜面にあります。

 

南北に1.1Km、東西400mの土地で概数で250戸、人口600人でなります。

 

六麓荘町には、富裕層?の子弟が多い学校法人芦屋学園があります。

 

また同じく甲南学園中高校も近くにあります。

 

2.町の設立

 

六麓荘緑地の門
六麓荘緑地の門

 

1928年(昭和3年)株式会社六麓荘が国有林10万坪の払い下げを得て、

 

197区画の宅地開発に乗り出した。

 

当時大阪の居住環境の悪さから、

 

阪神や阪急の郊外への沿線開発などもあって、

 

昭和6年ごろから「東洋一の健康地」として売り出されました。

 

 

3)建築協定と地区計画

 

当初の主体は株式会社六麓荘でしたが、

 

戦後できた町内会が参加し町独自の景観保全の仕組みを運営してきた。

 

具体的には町内会規約でもある「建築協定」の1985年(昭和60年)の制定であった。

 

建物の敷地や構造、用途などを規制して良好な住環境を維持させるものだった。

 

つぎに阪神・淡路大震災後、全壊家屋が31棟の被害が出た。

 

更地化から相続問題での乱開発が懸念され、危機感をいだいて芦屋市と法的拘束のある、

 

まちづくり協議会が主体になって2006年「地区計画」が決定された。

 

 

 

4)町並み

 

Googleストリートビューで見る(日の出橋付近から)

 

設立時に出土した多くの花崗岩が宅地造成や石垣に使われて、

 

石垣の上にはアカマツが植栽されたり、

 

住宅地の景観が決定付けられてきた。

 

さらい花崗岩は石橋や庭石に活用され、

 

後背地の剣谷から湧出するドンドン川との一体庭園化を目指した。

 

現在では阪神間の最高級住宅地としての評判を得ている、

 

一方ではやれ町内会費が年50万だとか、400坪以上の敷地でないとだめとか、

 

これは事実ですが、都市伝説っぽい風評ややっかみがあるようですね。

六麓荘町の萩の花
六麓荘町の萩の花、大きな石垣で咲き誇っていました。

 

余談ですが、芦屋に在住した身の白州次郎氏や在原の業平などは、

 

もっと今の阪急電車より南側の海に近い土地に住んでいた、

 

当時のエスタブリッシュメントやセレブリティの時代とは少し羽振りが違いますね。

 

昔から、天皇家や貴族、またGHQなどの指導者層が

 

別荘や遊び場としていち早く押さえた土地は、

 

やはり風光明媚で水の美味しい良い場所ですね、今でも。

 

 

 

 

 

 

 

※参考:芦屋学研究会編「芦屋の風」2014.1創刊号「六麓荘の形成と変遷」から

芦屋市内の道路

芦屋市内の道路|芦屋マンションスタイル

 

芦屋市内には6本の国道が走っています。

 

これらの国道や幹線道路沿いには多くのマンション(芦屋市内)が建設されています。

 

 

1)山手幹線

 

天上川である芦屋川の下を通り抜ける山手幹線の工事が遅れていましたが、

 

阪神大震災の折の生活や復興物資の輸送に国道43号線や2号線が壊滅的となって使えず、

 

西宮側から神戸側に抜けられる貫通道路が必要とされ、

 

永年開通が待たれていましたが収用なども進んで、工事も2014年に開通しました。

 

 

2)国道2号線

 

芦屋市内のメイン道路です。

 

歌にもあった「夜霧の第2国道」なんでしょうか。

 

1027年に昔からの旧国道、西国街道(本街道)を拡張して建設されました。

 

現在はラーメン街道とも揶揄されるほどラーメン店が多いです。

 

ただ道路交通法で店の前に駐車でランチができなくなったりで、店主は大分困ったのではと思います。

 

またこの国道沿いには、中古マンションもたくさん建設されています。

 

一説では国道からの排気ガスや車の騒音を住宅地に流れさせないために、

 

7階建てなどの高いマンション建設が続々と全国的に誘導されたからなんですね。

 

 

 

3)鳴尾御影線

 

国道2号線と国道43号線の間を走る道路で、第2次世界大戦後、復興事業として1946年認可され、

 

1950年(昭和25年)ごろに完成されました。

 

旧西国街道沿いに、緑のケヤキ並木が残っています。

 

車の往来は比較的少なく、住環境はいいですね。

 

阪神電車の打出駅が通勤時の最寄の駅になっています。

 

 

4)国道43号線

 

旧浜街道を整備して、国道43号線が1960年(昭和38年)に開通しました。

 

現在、上り下り3車線づつあり、交通量の多い産業道路となっています。

 

大阪万博の前の1969年に国道43号線の上に阪神高速3号神戸線が開通しました。

 

あの阪神淡路大震災で横転したのがこの高速道路でした。

 

芦屋には上り入り口と下り出口が海を埋め立ててできた陽光町にあります。

 

 

5)阪神高速道路湾岸線

 

芦屋浜の埋め立てで昔の海岸線に沿ってできた道路です。

 

芦屋川の東岸から西宮にかけて建設され、それに沿って阪神高速5号湾岸線が走っていて、

 

芦屋の南浜にはこの東行き入り口と西行き入り口があります。

 

 

6)芦有ドライブウェイ

 

表六甲から裏六甲に抜ける観光開発と産業交通の目的で、

 

芦屋奥山から神戸市北区の有馬温泉まで10.7Kmの有料道路です。

 

阪急バスが芦屋駅前から有馬温泉駅(山口営業所行き)まで運行しており、

 

芦屋市営バスとして割安チケットも発売していました。(現在中断中?)

 

芦有ドライブウェイは株式会社芦有ドライブウェーが近隣観光施設とともに運営しています。

 

約20分での芦屋-有馬間往復料金が普通車で1400円と割高感があります。

 

中ほどにある展望台では眼下に遠く大阪湾まで望めます。夜景もかなり美しいです。

 

奥池に開発された住宅地に住む人々は通行のたびに通行料が必要です。

 

割引の定期券を発行しているようですね。

 

また最近の集中豪雨での土石崩れで1年くらい通行止めがありました。

 

くねくねのヘヤーピンカーブが続きます。

 

 

 

 

 

芦屋モダニズム|芦屋っぽい風景

芦屋モダニズム|芦屋っぽい風景

 

芦屋っぽい風景があるのか、無いのかのベースには
大正年間から流れる「芦屋モダニズム」(阪神モダニズムとも言われるのかも)があります。

 

芦屋に流れていた「芦屋モダニズム」について、
参考書籍が芦屋市立図書館にあったので閲覧し感じたところを投稿してみました。

 

「芦屋の文化村」

大正年間、あの小林一三翁が開発した宝塚劇場や
阪急電車沿線と阪神電車沿線が競うように、

 

当時神戸市に属した深江村から芦屋にかけて
多くの富裕層が別荘や住宅をつくり移住してきました。

 

建築家吉村清太郎が設計した、「芦屋文化村」
緑の芝生に囲まれた洋館建ての貸別荘群でした。

 

ここにはロシヤ革命から亡命してきた
音楽家や芸術家が集まってきたのです。

 

当時著名なアレクサンダー・ルーチンなどの門下生が集まって
西洋音楽が伝わる国際交流の場となったようです。

 

ヴァイオリニストのモギレフスキーや芦屋出身の
有名ヴァイオリニスト貴志康一(きし・こういち)の師であったウェクスラー。

 

ピアニスト、神戸女学院音楽部教授のフチェフ、声楽家のカラスロヴァ、
また日本初のオーケストラであった宝塚交響楽団の指揮者ヨセフ・ラスカなどが、
外国人向けの「芦屋文化ハウス」に集まりました。

 

ずいぶん重みがあるんですね、軽井沢や田園調布と並びますね、どうでしょう? 😛

 

また音楽以外の文化面でも大勢の文化人を育ててきたようです。

 

芦屋では文豪では細雪の谷崎潤一郎、作家富田砕花、洋画家小出楢重、歌人高濱虚子、登山家藤木九三などの文化人たちが住むことによって、

 

瀟洒な洋館、風光明媚な街、富裕層の多い街に文化の華が開いたのです。

 

個人所有の動物園もあったそうです。

 

これの流れや影響もあって、富裕層が暮らす六麓荘町や涼風町のベルポート芦屋のプライベートマリーナなどの町並みが整備されてきたのでしょう。

 

また阪神間でも同じような潮流で、神戸なら六甲山や

 

西宮市なら遊園地香枦園甲子園球場阪神パーク宝塚市なら宝塚劇場などが文化や歓楽、スポーツなど相互にモダニズムが勃興したのでしょうね。

 

※参考:「業平と芦屋100浪漫」から