659-0015-14 大楠公戦跡碑|芦屋の伝説
(H28年1月現在ですが、芦屋市で楠木公園は全面工事中であります。)
国道2号線沿いの北側にある洋伸楠町マンションの西隣にある大楠公戦跡碑です。
石碑と大きな鳥居があります。
昭和11年5月に建立とありますから、戦時中の国威発揚の風潮の中でもあって、
当時の地元の力でできあがったとのことですね。
楠木正成(まさしげ)の由緒のある場所はJR神戸駅の北側の湊川神社や
JR水無瀬駅前にある桜井の跡、子正行(まさつら)と青葉の別れの場所ですね。
唱歌でも知られていますね。
青葉茂れる桜井の里のわたりの夕まぐれ
木(こ)の下陰(したかげ)に駒とめて
世の行く末をつくづくと忍ぶ鎧(よろい)の袖(そで)の上(え)に
散るは涙かはた露か
正成(まさしげ)涙を打ち払い我子(わがこ)正行(まさつら)呼び寄せて
父は兵庫へ赴かん彼方(かなた)の浦にて討死せん
ここ芦屋楠町打出は1336年の「打出合戦の跡」で、楠木正成の後醍醐天皇方が、
逆賊とされた足利尊氏軍を迎え撃って、撃破し九州へ追いやった戦いの場所だったのですね。
このあたりにはマックや六甲味噌やBMWがあります。国道沿いにマンションが続く中で、
一服できる場所ですね。
いよっ! 昭和の原風景
写真は2号線側から撮った正面の風景です。
※参考 「業平と芦屋100浪漫」