「芦屋さくら百景」カテゴリーアーカイブ

芦屋市内の街並みに溶け込んでいた桜たちを写しました。その町の情緒や雰囲気が伝わってきます。芦屋マンションスタイルの借景になりますね。

町内別 さくら百景 目次

芦屋さくら百景100|月若町

芦屋さくら百景100|月若町

芦屋百景はこのページで完了です。

でもあとできれいな桜が撮れましたので芦屋さくら百景101以降も追加しております。

 

写真の左手前はルナホール、桜を愛でたあの在原の業平の居宅がこのあたりだったと伝えられています。

下流方向を臨んでいますが、このあたりの芦屋川両岸では春の桜祭りでにぎわいます。

薄暮のころのジャズ演奏をつまみに夜店のたこ焼きとビールもいいですね。

 

わきて見む老木は花もあはれなり今いくたびか春にあふべき
西行

芦屋さくら百景99|月若町

芦屋さくら百景99|月若町

芦屋川、老木の桜をドアップです。

今が盛りでしょう。

向こうの川べりを走るのは芦屋大学の送迎バスですね。

 

あしひきの山桜花日並べてかく咲きたらばいと恋ひめやも
山部宿禰赤人(やまべのすくねあかひと)|万葉集

※万葉集でよく詠まれている植物は、萩(138)、梅(119)、松(81)、橘(66)、
桜(41)と、桜はあまり詠まれていない。これは『万葉集』が成立したのが
遣唐使などにより大陸の文化の影響が大きかった奈良時代であったこと。
中国から伝来したばかりの梅が鑑賞されていたから。またこの時代、
桜と言えば山桜であった。桜はまだ眺める花というスタンスである。

引用※