芦屋さくら百景103|東山町
ここは東山北公園の桜です。
あまり大きくありませんが、遊んでいる子供らが大きくなるころは桜の大樹の下で楽しむでしょう。
高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ
権中納言匡房|後拾遺集
芦屋市内の街並みに溶け込んでいた桜たちを写しました。その町の情緒や雰囲気が伝わってきます。芦屋マンションスタイルの借景になりますね。
ここは東山北公園の桜です。
あまり大きくありませんが、遊んでいる子供らが大きくなるころは桜の大樹の下で楽しむでしょう。
東山公園は大きな公園ですが、町内の方々が手塩にかけた木々草花が季節の旬を味あわせてくれます。
正面玄関の階段上の桜がお客さまをお迎えです。
徳富芦花の歌の碑がある月若公園の桜です。子供連れで大原町賑わいです。
由来の鎌倉時代の「月若」たちが桜花の舌で遊んでいるような風景ですね。
芦屋百景はこのページで完了です。
でもあとできれいな桜が撮れましたので芦屋さくら百景101以降も追加しております。
写真の左手前はルナホール、桜を愛でたあの在原の業平の居宅がこのあたりだったと伝えられています。
下流方向を臨んでいますが、このあたりの芦屋川両岸では春の桜祭りでにぎわいます。
薄暮のころのジャズ演奏をつまみに夜店のたこ焼きとビールもいいですね。
芦屋川、老木の桜をドアップです。
今が盛りでしょう。
向こうの川べりを走るのは芦屋大学の送迎バスですね。
※万葉集でよく詠まれている植物は、萩(138)、梅(119)、松(81)、橘(66)、
桜(41)と、桜はあまり詠まれていない。これは『万葉集』が成立したのが
遣唐使などにより大陸の文化の影響が大きかった奈良時代であったこと。
中国から伝来したばかりの梅が鑑賞されていたから。またこの時代、
桜と言えば山桜であった。桜はまだ眺める花というスタンスである。(引用※)