「月若町」カテゴリーアーカイブ

〒659-0084

 

町名の由来

月若町から西芦屋町・三条町のエリアは、古くからの古墳やムラの遺跡があります。

月若遺跡はこのムラのあとです。

「月若」は人名で謡曲「藤栄」の主人公で町名や月若公園・月若橋などはこの名前からですね。

小字名の古屋敷は武士の屋敷があったゆえでしょうか。

北ノ口・西ノ口・南ノ口はこの屋敷の入り口にあったと思われます。

芦屋さくら百景99|月若町

芦屋さくら百景99|月若町

芦屋川、老木の桜をドアップです。

今が盛りでしょう。

向こうの川べりを走るのは芦屋大学の送迎バスですね。

 

あしひきの山桜花日並べてかく咲きたらばいと恋ひめやも
山部宿禰赤人(やまべのすくねあかひと)|万葉集

※万葉集でよく詠まれている植物は、萩(138)、梅(119)、松(81)、橘(66)、
桜(41)と、桜はあまり詠まれていない。これは『万葉集』が成立したのが
遣唐使などにより大陸の文化の影響が大きかった奈良時代であったこと。
中国から伝来したばかりの梅が鑑賞されていたから。またこの時代、
桜と言えば山桜であった。桜はまだ眺める花というスタンスである。

引用※