不動産屋の選び方 | 街の不動産屋体験記
よくある広報で「不動産屋さんとは一生のつきあいなので、
信頼できる企業を選んでくださ~い」とありますが。
これは少し違います。
なぜならマンションの購入は何回も頻繁にはしません。
つぎに売りに出したり、買い替えなどは10年程度先のことで、
そのときには今回の不動産屋さんはもういないでしょうから。
一回きりのつきあいです。
さて、中古マンション物件を探す場合です。
思いつくままに不動産屋さんの選び方を参考までに、羅列してみました。
1.本来はまずネットで仲介物件さがしから、できない方は最寄の不動産屋から決める
基本、ネットに出ている物件は、ほとんど他の不動産屋さんでも扱えます。
不動産情報を流通共有させて、取引の迅速化を図っている、不動産業界でいう、REINS(東日本や近畿レインズ)という制度がありますので、広くどの不動産屋さんでも仲介することができます。
2.希望条件を設定しておく
・希望地域(駅徒歩15分以内とか)
・広さや間取り(3LDK以上とか)
・価格(物件3000万±200万とか)
の三つをまず最低限設定してくださいね。
3.趣味やこだわりの整理
・学区
・海手か山手か市街地か
・庭付きや車庫付き
4.予算
必要資金調達の試算は必須(自己資金や贈与額、銀行ローン可能額)
5.中古マンション物件の場合は
・仲介専門会社がいいでしょう。
とくに転勤など知らない土地の場合は全国ネットの会社がいいです。
いわゆる財閥銀行系列や電鉄系列が安心です。
住友不動産販売、三井のリハウス、野村不動産など、
また東急リバブルや阪急不動産などありますよね。
・スマホ世代にはネットを活用した仲介会社がいいですね。
とくに仲介手数料サービスなどや有利な提携銀行ローンがあるなら。
・デベロッパーの大京や長谷工などのブランドマンションをお探しならグループの
物件情報を持つ同ブランド系列の仲介企業が得意でしょう。
なお
・賃貸専門系は賃貸住宅が得意です。
・フランチャイズ系の街の不動産屋さんは賃貸住宅や土地が得意です。
6.あとは担当者の質や店舗や雰囲気の明るさから決めます。
営業年数はあまり関係ありませんね。
接客品質、交付取引文書の品質やトラブル時企業体力などが優先されるべきですね。
重要事項説明で物件のもつ不利な項目や文書にできない負の情報なども
きちんと話してくれることも好感が持てますよね。
御参考までに、
こんな情報が有りました。
仲介手数料の聖域がオープンになりつつあります。
もっと早く政府が規制緩和や指導すべきなのに。
つづく