マンションの表札問題 | 街の不動産屋体験記

マンションの表札問題

よくみかける表札

いつのころからか住宅の顔であった表札を出さない家庭が増えましたね。

ストーカー犯罪などの増加が原因なのでしょうか、嘆かわしい限りですね。

とくにオートロックや防犯カメラ、さらに常駐管理人がいるような近代のマンションでも表札が無い家庭が増えています。

私は、必ずつけるべきだと思います。

 

マンションドア横の表札

表札は門柱や玄関ドア近く、ポスト近くに配置しているのが普通です。

なかには鉄線で作ったアルファベットのおしゃれな表示も見かけます。

陶板や七宝焼きで作られ、住む人の人柄が良く見えるようなものも有ります。

マンションなどが少ないころには、ちゃんとしたヒノキなどの板に彫刻した表札が多かったですよね。

谷崎潤一郎さんなら「谷崎」なんて、でも金本監督で「金本」のままだと、小学生のピンポンダッシュの餌食になるかも。

 

 

最近のプライバシー過保護、なんでも個人情報で過敏なのか・・・ふと疑問がわいてきます。

登記簿に記載された住戸なら、それを特定できる住居表示が公共性で必要なように、

居住世帯の代表者名の告知(姓だけでも)も社会性、郵便や訪問時の利便性などから99%必要だと思われます。

集合ポスト
名前が入る前の集合ポスト

最近訪れたマンションでは、各戸の玄関ドア上と集合ポストには、同じ書体できれいに印刷したものが設置されていて感心しました。

これは入居時から管理組合の方で入居時に支給されるシステムがとられているものと思います。

制作経費はかかりますが、入居者も自分で作らなくて済みますし、

マンションの統一感によるグレード維持にも通じます。

 

過激な私としては、表札掲示は各市町村の条例で制定すべきだと思います。

例外は届出すれば認められますが、守らなければ警告、罰金の対象になるなんてのはいかがでしょうか。

賛否はやまほどあるのでしょうが・・割りきれませんよね。

(つづく)

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