ニュービジネスウォッチャー2006年2月号





毎日がビジネスモデル、ネクチャ－ドットコムからの新商品・新事業提案		月刊【ニュービジネスウォッチャー】新版

２００６年２月号 　|　HOME　| バックナンバー　| ニュービズ紹介企業一覧｜特別クライアント募集中 |　 2006年01月15日更新　ｂｙ　ＮＥＣＲＵＲＥ | 編集部

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月日	イベント	発表	分野	ポイント	ビジネスモデルアイデア
1/9	”常識を疑う”から、水素社会は当分来ない、熱効率の悪さの改善が必要	日本経済新聞	エネルギー	①CO2を排出しないゼロエミッションが実現できるが、水素製造段階でのエネルギー利用効率が熱効率４０％×発電効率３０％＝約１０％程度になり、火力発電の４０％に比べものにならない②水素の利点は貯蔵できることで、自動車や地域の分散電源として水素を使った燃料電池が部分的には普及しそう③このためにはコストは今の１００分の１にしないと、水素が温暖化防止の決め手というのは期待しすぎ。（地球環境産業技術研究機構、茅陽一副理事長）	非常用電源用燃料電池
1/9	フジテレビジョン子会社のフジパシフィック音楽出版の音楽著作権ファンドが前倒し黒字化	フジパシフィック音楽出版	金融	①音楽著作権ファンドが当初見込みを上回る利益を上げる見込みに、著作権で得られるキャッシュフロー（現金収支）を基にした資金調達が今後広がりそう②対象著作権にはオフコースや加藤和彦が作った７０年代フォーク・ロックの名作を中心に約４００曲③フジパシフィックが保有する楽曲著作権に付随する楽曲使用料の受け取り権を特定運用金銭外信託形式のファンドに預け入れるのと引き換えにファンドから約２億円の融資を受けた。ファンドはフジパシフィックとみずほコーポレート銀行、みずほ信託銀行と共同で設立、音楽著作権のキャッシュフローを担保にした資金調達では国内第１号	インディーズ楽曲育成ファンド
1/8	日記風ホームページ、ブログ流行、趣味を介した友人の輪	日本経済新聞	IT	①国内で約３００万人が開設し意見や情報を発信、パソコンやネットに慣れた人なら３０分で開設②好例はhttp://soro.no-blog.jp/のNo blog,No Life（豊島博治さん）、読者との交流がメリット、ただ明確な目的がないと続かない、自分を含めた個人情報の扱いには留意必要、安心クローズドなサイトもある③自分のブログ内に企業のサイトにつながるバナーでアフィリエイト報酬を稼ぐ人もいる。内容の素晴らしさで決まる面もあり、趣味人やオタク、セミプロの世界でもある	セカンドステージサービス
1/7	衛星通信大手の宇宙通信、電力や自治体向けに災害時の緊急連絡用に活用、衛星通信投資をESCO型で肩代わりする	宇宙通信	通信	①通常は電力・ガス会社が自前の通信設備を用意するが、今回はこの投資を肩代わり、運用管理から通信サービスまでを提供する。通信設備が多様化するための顧客の投資負担を軽減する②新サービスは電力・ガス会社以外に防災通信需要が旺盛な地方自治体や水道局、全国に工場を持つメーカーなどに広げていく、防災だけではなく社内通信などへの利用増につなげる	大規模地震対応通信ファンド
1/7	イオン、都市部に小型スーパー	イオン	小売	①都市部向けの直営小型スーパーの他店舗出店を今夏から、人口の都心回帰や高齢化をにらんだ新しい店舗モデルを探る②年商ベースは３億円程度でコンビニ並み、品目３０００で小さめの食品スーパーの規模、惣菜や弁当などのコンビニ商材に加え、肉や野菜など生鮮品も扱う③国土交通省は「まちづくり３法」の改正都市計画法、大規模小売店舗立地法、中心市街地活性化法で中心市街地の衰退を止めるため、大型店の郊外出店を規制する。今年の通常国会に提出④ダイエーは世田谷区12月、小型２４Hスーパー「フーディアム」を出店、コンビニと合体した「コン・スパ」、高級スーパーの成城石井も代官山にCVSタイプの「成城マーケット」を出店など既存CVSの新業態店とも競合激化中	ATM設置レンタルサービス
1/6	次世代技術”本命を争う”、電子ペーパー、「電気泳動」でポスター変幻	日本経済新聞	精密	①超薄型の画像表示装置の実用化が近くなってきた。広告や書籍、新聞への利用で電機メーカーと印刷会社などが方式で主導権争い、国内市場は１０年に１５００億円に達する予想もあり②日立製作所は厚さ６ミリ・重さ１００ｇのモノクロ画像のディスプレーを東京駅のB1F待合所で６面を案内書に貼り付けて実証実験中「予想以上の反響」、今春にも月産数百枚で1枚を１０万円以下で販売予定②有機EL方式に比べて電気泳動法は消費電力や軽量化で優位、ソニーも米イーインク社開発のものを活用しすでに電子ブックに採用③千葉大や富士写真フィルムの共同チームでも昨年１２月に３原色の表示装置を試作発表	省エネ・省スペース型表示装置
1/6	２００５年日経優秀製品・サービス賞発表	日本経済新聞	産業	①日本経済新聞賞はキャノンプリンタPIXUS、シャープ大型液晶TVアクオス、松下のプラズマTVビエラ、森精機の複合加工機NTシリーズ（金属を高速加工、切削）②特別賞はトヨタ高級車レクサス、アップルコンピュータのiポッドナノとiチューンズ・ミュージックストア③審査委員特別賞がイー・マーキュリのMiXiネットサービス（既存会員からの紹介のみでの人脈作り支援）、趣味別の掲示板などで発言でき、安心して交流できる	SNS型実名会員型交流サイト
1/6	オリンパス、肺がん発見へ血液診断、遺伝子技術で8割を判別、内視鏡の限界突破で２００８年米社と実用化	オリンパス	医療	①診断技術は米バイオベンチャーのキャンジェンバイオテクノロジーズと共同開発、患者の8割を占める「非小細胞肺がん」と呼ぶ主要な肺がんタイプに着目、米社が提携の韓国ヒュンダイ病院の患者から診断の目印となる遺伝子１０種を発見②両社は０６年にも新試薬やナノテク活用で血液中の遺伝子を見つける高感度検出器などの開発に着手する③オリンパスは光学技術を応用した医療事業に注力、血液検査装置事業を含む同社のライフサイエンス部門売上げは８００億になる④実用化のハードルは、検出精度向上、治験の実施とFDAや厚労省の承認、競合に勝てる開発速度	遺伝子診断用キット
1/5	今年期待の新興企業、独自技術に高い評価、首位はデジアーツ社	日本経済新聞	ベンチャー	①期待する理由の1番は「成長力」でIR・財務は低い、首位は有害サイトの閲覧制限ソフト開発のデジタルアーツ社②2番はフィンテックグローバル社は証券化商品の組成・紹介、３位はクリエイト・レストランツ社でレストラン・フードコートの開発・運営、4番は国際計測器でタイヤなどのバランス測定装置の開発、5番は一休で高級ホテル・旅館の宿泊予約サイト運営などが続く	独自技術再評価サービス
1/5	マンション分譲の扶桑レクセル、東電の子会社と組みマンション施工をネットで確認、解説付けて不安を解消	扶桑レクセル	不動産	①入居予定者がマンションの施工現場をインターネットで確認できるサービスを２月から始める②技術的な内容を判りやすくするために設計図面などの解説も付けて、耐震強度偽装事件を機に施工工程への関心が高まる中で、情報公開を促進する③マンション向けインターネットサービス会社のファミリーネット・ジャパンと提携、IDとパスワードを発行し家庭のPCから施工中の写真を閲覧でき、鉄筋など各部位がきちんと工事されているかも解説付きの設計図面を載せて見くべられる④試験運用後全物件に導入し、合わせて周辺施設の紹介も初めて、物件完成後は入居者間の掲示板として転用を想定	工程現場の遠隔監視＆写真保管サービス
1/4	扶桑レクセル、千葉に立体駐車場の組立工場を新設	扶桑レクセル	不動産	①千葉県市川市に月間４００セットの組立工場（1千平方メートル）を新設、品質向上と工期短縮につなぐ②これまでは現地に搬送し組み立てていたが、工場である程度組み立てて現地の施工期間を２割短縮する③マンションで使われる多段式の立体駐車場を手がけ、今年から駐車違反の取締りが民間委託されるため需要が高まると見ている。立体駐車場事業は０６年3月期で４１．５億の売上げを見込む	マンション立駐遠隔保守サービス
1/4	ドラッグストア中堅のセガミメディクス、個人病院集めた医療モール運営に進出	セガミメディクス	医療	①東京都内に２００６年内に1号店、調剤薬局を兼ねたドラッグストアを併設、医療モールとの相乗効果を狙う②大田区のビルを賃借し医療モールにする。すでにビル内に調剤薬局を兼ねた「ドラッグセガミ大森山王店」を開業しており、個人病院を2月に内科、6月までに2医院を誘致③ドラッグストアの他店舗展開で得たノウハウを活かして、立地条件の良い不動産物件を開発、高い集客力を売り物に医療機関の入居を促す	ベンチャーモールサービス
1/4	”産業景気予測特集”、１－３月の主要３０業種の動き、百貨店は高額商品が回復、自動車は北米市場の不安残り、マンション・住宅は需要冷え込みも	日本経済新聞	産業	好調「晴れ」は８業種に①鉄鋼・非鉄が自動車用など高級鋼材好調、銅は高値②プラント・造船は世界のエネルギー関連で大型設備の新設が活発③産業・工作機械は輸出が過去最高ペース、内需も底堅く推移④家電は薄型TVが好調、白物家電も高額品に買い替え需要⑤精密機械は事務機が拡大、デジカメは国内一巡⑥ネットサービスはネット通販・広告成長、オークションは伸び悩む⑦アミューズメントは新世代ゲーム機需要、ソフト充実で現行機種も健闘⑧人材派遣は事務や営業で需要旺盛、登録者不足が懸念材料	電力自由化対応オール電化マンション
1/4	NEW!　新規事業コンサルティングのネクチャー社が1月５日よりマンション仲介事業進出、世田谷マンションスタイルサイトと連動、手数料大幅コストダウン	ネクチャードットコム	不動産	①ネクチャードットコム社（東京・世田谷　社長鈴木忠夫）はかねてから世田谷区にある分譲型マンションの紹介サイトを非商用で運営し、マンション画像などを蓄積、新しく宅建業としての直営ビジネスに参入②「セタマンJAPAN」サービスは世田谷区専門の中古マンションの仲介サービスで買い手消費者側に立ち、事前顧客集客に特化、ローコストオペレーションの成果は手数料カットに還元、成約時にMAX５０％まで③代理店などの紹介組織との連携や世田谷区以外のFC化も軌道に乗った段階で計画予定	中古マンション仲介事前アポサービス
月日	イベント	発表	分野	ポイント	ビジネスモデルアイデア

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