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2006年10月号  | HOME | バックナンバー | ニュービズ紹介企業一覧特別クライアント募集中 |  2006年10月18日 更新 by NECRURE | 編集部

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9/29 "イノベーション日本の底力・バイオ”、ベノム医療で異業種に活力 日本経済新聞
医療

@医療や食品にイノベーションを与えてきたバイオテクノロジーでは米国優位だが個別技術では日本にも最先端分野がある。A東京女子医大の膠原病リウマチ通風センター、昨年10月間接リウマチ患者の遺伝子を調べ2種類の抗リウマチ薬を使い分ける世界初のオーダーメード医療B東芝やNTTデータの技術が支えている。東芝はDNAチップを開発、データは遺伝子情報から副作用の起こる確率を正確に導き出す手法を使い投薬量や副作用の可能性をわかりやすく患者に説明するソフトを開発した。C心筋梗塞や脳梗塞の治療分野でも8月からオーダーメード医療の大規模な臨床研究が始まる。島津製作所の解析装置と凸版印刷の専用チップが血液一滴で90分で結果が出る「ベッドサイド診断」が可能になった。D2020年には市場規模が5兆3600億円に達するゲノム医療には、バイオ分野に進出する異業種企業の参画が重要で日本のバイオ研究の総合力につながる

健康診断採血チップ自販機
9/28 凸版印刷、デジカメ写真の色補正、無料サイトで支援 凸版印刷
サービス
@新サイト「いい色」にデジタル写真のデータを取り込むと被写体や風景の色を自動で補正でき、手動補正も可能A2007年度に会員10万人目標、デジタル写真に絵を書き込んだり年賀状にもできるB企業の広告料は6ヶ月で18万9千円、リコーなどが会員になっており初年度に25社の登録を目指す。カメラやプリンタメーカーがスポンサーに 身分証明写真WEB作成サービス
9/22 検索エンジン国産開発続々、来年度産官学連携も、ただ戦略性乏しく 日本経済新聞
IT
@今年7月発足した「情報大公開プロジェクト・コンソ−シアム」、経産省がNTTや日立など56団体を音頭とり、東大や情報学研究所などのエンジンも含めた国産検索エンジンを3年間で国産化A来年度50億円の予算でサイトだけではなく画像や映像、医療や情報家電などが扱う情報の検索技術も開発するB日本はグーグルやヤアフーのようにビジネスにつながる戦略に欠けて後塵を拝したので敗因分析で将来につなげる視点も需要 特許電子図書館なみスポンサー型国産無料検索エンジン
9/18 三菱地所、東京丸の内の災害復旧迅速に、近隣に社宅要員用のマンション確保 三菱地所
建設
@東京・丸の内地区で大規模再開発を進める三菱地所は災害時の復旧機能を強化するため近隣に社宅用のマンション建設を進める。居住者は災害時に現場に駆けつけ復旧作業を指揮する構想で手順マニュアルも整備A不動産業界では森ビルが緊急時に自家発電が可能な社宅を東京・港区に設け、災害発生時には六本木ヒルズなどの自社施設に駆けつけ復旧を指揮する インフラ災害安全教育大学校
9/16 問われる消費者金融、上限金利引下げで大手の寡占化必至、ビジネスモデルの見直しへ 日本経済新聞
金融
@アコム、プロミス、武富士、アイフルの大手4社では上限金利下げで1500億円の減収にA借入額が100万円超では収入証明書の義務付けが重荷に、年収の3分の1以下に抑える規制も痛手にB信販系・流通系カード会社など個人ローンやキャッシングに収益依存の業界は危ない、ビジネスモデルの見直しへ 低金利貸付競争モデル
9/13 大日本印刷など、携帯電話で入退室管理ができるソフトを開発 大日本印刷富士ゼロックス
セキュリティ
@ICカード発行が不要で、携帯電話でかぎカード代わりに、2007年度に実用化へA新ソフトはIT関連105社で作る団体「SSFC」が中心で開発、これからリコーやキャノンなどで実証実験にB非接触ICチップ「フェリカ」を搭載した携帯電話で利用者はダウンロードして取り込むCフェリカ携帯はドコモやAU、ボーダフォンで8月末累計出荷が2000万台、ICカード社員証は発行・廃棄の繰り返し管理作業が大きな負担になっていて1枚1000円のコストがかかっている ノンカードシステム
9/12 省エネ支援、燃料高が逆風に、自家発電型も割安感が薄い 日本経済新聞
エネルギー
@環境意識の高まりで成長が期待されていたエスコ(Energy Service Company事業)企業が軒並み正念場を迎えたAファーストエスコ原油高騰で今夏は02年で1バレル20ドル台だったのが70ドルで推移、自家発電のコージェネレーション施設が採算割れにB今後は木材チップなどを発電に使うバイオマスにより電力小売りに注力、今秋に福島、大分両県に出力1万KW の発電所を開設Cエネサーブ社は自家発電設備販売から撤退し電力小売り事業に集約する。省電社もエネルギーや水道の使用料削減策を提供してきたが撤退も 持続型省エネビジネスモデル
9/8 森精機、工作機械に軍事転用出来ないように全輸出品にセンサー、揺れ検知で使用不能にできる 森精機
セキュリティ
@日本製の工作機械は加工精度が高く、軍事転用が危惧されている。高精度な機械輸出は外為法で制限されるが、海外経由での転売までは防げない。ミツトヨが三次元測定器の不正輸出に対応した先端製品の輸出管理を厳しくするA森精機は外部から取り外せない「衝撃感知センサー」を全機種に搭載、海外販売先に設置時は社員が立ち会うBクレーンで吊り下げるなどすると揺れをセンサーが検知し、心臓部の制御CPUを動かなくする。復旧は無料で社員が行なう 工作機械位置検知監視サービス
9/7 三菱電機が海水から鮮魚保冷材を作る技術を開発 三菱電機
精密

@「シャーベットアイス製造システム」で、シャーベット状にするため砕氷のように魚を傷つけない、関サバなどの高級魚を扱う食品卸売業者などに売り込み、10年後に売上高100億円を超える事業に育てるA海水や塩水をもとにつくるので温度をセ氏−0.5度Cから−2度Cに冷やせ、魚体に余分な血が回らないうちにしめることができるB日産7.5tと15tの2機種でポンプとホースで搬送でき装置は本体とタンクからなる。独自の温度制御技術やインバーター技術で省エネも実現、季節や地方にかかわらず温度や濃度を一定に保てる

港湾用シャーベット活用倉庫
9/4 東大と三菱重工、テロ防止へ新型の爆薬検出、空港や駅向けに切符などの付着物分析 東大三菱重工
セキュリティ
@テロが良く使う新型爆弾「過酸化アセトン」を検出する技術を開発、瞬時に検出でき3年後に実用化するA過酸化アセトンは塩酸や硫酸、過酸化水素など市販の薬品をまぜるだけで合成でき爆発しやすい。これから揮発する成分を分析できるので地下鉄や航空機に乗るときに通る改札機に組み込むB並行して車載レーダーに使うミリ波で爆発物を探知する技術も開発して探知精度を99%に高めるCその他の技術も各方面で取り組み中、阪大と川崎重工業ではMRIを応用した手荷物検査、九大では犬の嗅覚の1000倍の感度を持つセンサーを開発している テロ予防受託セキュリティサービス
9/3 総務省、ICタグで遠距離型も解禁へ、コンテナ輸出入管理に使用 総務省
精密
@利用解禁はアクティブ型の電池内蔵のもので、電波の周波数を米国と同じ433MHZとし省令を改正するAアマチュア無線の利用帯域なので、利用場所を港湾や空港、町から遠い大規模な物流センターなどに限るB貨物の識別番号を記憶したコンテナーのICタグを読み取る実証実験も行なう、遠距離型のICタグは1個1万円以上(総務省)のコストが課題 アクティブ型ICタグ電池交換サービス
9/1 首都大学東京など、素早く充放電のリチウム電池を試作、ハイブリッド車搭載に途 首都大学東京日本曹達
精密
@瞬時に電機をためたり出したりする「充放電性能」が優れた固体型のリチウムイオン電池で、電解質が固体なのでソニー製のような発火の心配が無いAハイブリッド車用のニッケル水素電池より電気を貯められ3−4年後に実用化する。重量あたりの電気の容量は約2倍B正極にコバルト酸リチウム、負極に炭素を使った。間に有機溶媒を使わないセパレーターを挟んだ構造 リチウムイオンUPS

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