ネクチャ−ドットコムからの 新商品・新事業提案

月刊 【 ニュービジネスウォッチャー 】

New Business Watcher

Written by T.Suzuki

 I N D E X >>バックナンバー | ニュービズ紹介企業一覧特別クライアント募集中 | エグゼクティブはここで触発、特許戦略即実行、ビジネス再強化、持続的成長経営へ

2003年9月号

2003年09月01日 更新


ビジネスモデル特許の出願支援や特許流通サイトも見てください。


=今月のニュービジネスKWD= 

【品質と原価】

原価引下げに熱心な余り、品質を犠牲にして原価の引き下げをする体(てい)の愚を、あえて演じるということもある。市場での競争が激しくなると、人間たるもの、とかくかような錯覚を起こしかねぬものであるから、自戒が必要である。
品質の向上は原価の引下げに優先する。

まず世界最優秀の品質の商品を作る。その上で、世界最低の原価に引き下げる工夫をする。これが企業繁栄のコツと知るべきである。

(編集子)温故知新の例えもあり、ニュービジネスを開拓された先輩経営者の考えが現在のニュービジネスにも通じると参考にいたしました。

投稿写真:シルクロード写真集から

 シルクロード
1993中国ウルミチ駅

分野カラー>>

電機、家電、コンピューター、自動車、精密、機械、半導体 ハードBiz

情報、小売り、量販、通販、商社、保険、金融、運輸、旅行、写真、出版、印刷、医療、労働、福祉、教育、音楽、食品、アミューズメント、エンターテインメント、セキュリティ、バイオ情報、小売り、量販、通販、商社、保険、金融、運輸、旅行、写真、出版、印刷、医療、労働、福祉、教育、音楽、食品、アミューズメント、エンターテインメント、セキュリティ、バイオ、広告、ネット、サービス、スポーツ サービスBiz

産業、エネルギー、環境、不動産、建設、住宅、通信、放送、航空、郵便、輸送、貿易、マスコミ、文化、科学、農水産業、国土、倉庫、 インフラBiz

政治、法務、税務、政府、軍需、警察、行政、国会、経済、国際 ポリシーBiz

月日

イベント

発表

分野

ポイント

ビジネスモデルアイデア

8/29 オムロン子会社、新型の体重計発売、「体の年齢」ズバリ表示 オムロンヘルスケア 医療 @生命維持に最低限必要なエネルギー量である基礎代謝を割り出し、年齢として表示する体重計を発売A「カラダスキャン」は体重、体脂肪率と筋肉量も量る、独自の方式で基礎代謝を算定し年齢ごとの平均値に相当する値を「体年齢」で表示B基礎代謝は体内の筋肉量が増えると増加する傾向に有り、基礎代謝を高めれば肥満になりにくくなると見られている 健康測定型食材ショップ
8/29 米の自然派化粧品アヴェダが日本進出、スパ・美容室併設の店舗を南青山に アヴェダ 小売 @日本法人アヴェダが「アヴェダ ライフスタイル サロン&スパ」を9月12日開業、化粧品販売のほか自社製品を使った理美容サービスも実施Aアヴェダは高級化粧品の米エスティローダーグループ、海外では美容室やスパ(温浴施設)など向けに業務用化粧品を販売、消費者向けにヘアケア製品や化粧品などを美容サロンを通じて販売B店舗は1Fがショップと有機食材を使ったオーガニックカフェ、2Fが美容室、B1Fがスパになる。商品は天然植物成分がベース 健康・食・美容総合店舗
8/27

千葉県のNPOや情報サービスのベイラインなどがTDL周辺の賃貸マンションをホテル活用

NPO法人いちかわLifeネットワークClub、ベイライン 不動産 @東京ディズニーリゾート(TDR)周辺の市川市、浦安市では観光客用の宿泊施設が不足、一方で定住者の都心回帰で賃貸マンションが余り気味、地域経済の活性化をねらい2年後に1000室の開業、年間30万人の宿泊を目指すAマンションの宿泊施設への転用は2000年施行の改正借地借家法で可能になった、短期の賃貸契約の形をとり、「宿泊料金」は不動産業者などの仲介手数料を差し引いたものが所有者の収入になるA事業はNPO法人いちかわLifeネットワークClubを中心に、情報サービスのベイラインなど7社が参画、物件情報収集や改装手配、宿泊希望者の募集などを進める。市川、浦安両市もインターネットで「ホテル」所在地を発信しPR協力、地元での宿泊増で清掃やタクシー、消費や雇用が期待できるB第1弾は浦安駅、行徳駅周辺に10室開業、2DK40u強でホテルと同様に家具ふとんを手配しカギの受渡しは物件管理の不動産業者が行なう、宿泊は2泊から1室3万9千円で4人なら一人5000円と割安 空き部屋活用NPOサービス
8/27 近畿の弁理士会と会計士協がバイオVBの支援サイトで投資家と縁結び 日本弁理士会近畿支部、日本公認会計士協会近畿会 法務 @弁理士会がバイオベンチャーの技術を評価し、会計士協会は財務の簡易監査をする。来年に構築のサイトに情報を掲載、投資家にベンチャーへの投資を判断してもらうA計画は近畿経済産業局が支援し、また近畿財務局や大阪証券取引所にも支援を求め、関西のベンチャーや大学などの研究機関が要望する支援内容を調査しサイト構築に役立てる 流通特許めきき&ライセンスNPO
8/27 システム開発のネプロジャパンが小売店向けにカメラ付き携帯活用サイト ネプロジャパン インターネット @システム開発のネプロジャパンはカメラ付携帯を活用したメーカーやカメラ店向けの双方向型画像投稿・閲覧システムを開発、9月からASP方式でA名称は「THE携帯写楽」、でデジカメやカメラ携帯から画像にコメントをつけサイトに掲載できるB小売店の特売情報などが迅速に発信できる、顧客が写真付きで投稿できる掲示板もそろえる、初期費用20万円、月額利用料は15万円、年商2億円を目指す 町内もろもろ掲示板NPO
8/26 国内6割り取扱いの農協系農産物すべてに生産履歴、2006年末にはネット・店頭で照会可能に 全国農業協同組合(全中) アグリ @全中は全国1000の農協を統括、これを通して450万戸の農家をこんとろーる、販売網は直接販売所が全国で2000、スーパー「Aコープ」が約1100店ある。全中は農協を通して農家に穀類・野菜・果実・肉・乳製品の生産履歴を記録できる体制を整えるよう指示したA農家は生産者名や農地の所在地、使った農薬や肥料名、収穫や出荷の日時などを記録、出荷時に農協に報告B農協は集めた情報を生産・流通履歴照会データベースとしてバーコードなどで管理、ホームページを開設するC消費者はインターネットでパッケージ上の識別番号を入力すれば履歴情報を調べられるD農水省は来年12月から牛肉に識別番号を義務付けた、今回他の農産物にも拡大し食の安全への信頼と消費者の農協ばなれを防ぐ 本質証明型トレーサビリティサービス
8/23 三井住友銀行が環境関連ビジネスに本格参入 三井住友銀行 金融 @温暖化ガスの排出削減や土壌汚染のリスクを抱えた土地の売却などを検討している企業へのコンサルティングや省エネ事業への融資などを手掛けるA大手企業には温暖化防止対策の支援が柱で、企業から相談があると省エネ技術の保有企業を紹介し工場の改修工事に融資し、将来排出権取引が本格化した段階でこの省エネ対策で発生した排出権取引も仲介するB中堅・中小企業には土地を売却する際の土壌汚染有無調査、浄化資金を提供融資する。汚染診断は日本総合研究所と連携するC企業は環境対策を加速させており、対策にかかる資金需要が増えると予測しており、社内教育で環境ビジネスに詳しい人材の育成も急ぐ 環境鑑定士サービス
8/23

ベアリング用鋼球大手のツバキ・ナカシマがカメラ付携帯の300万画素対応のガラスレンズを開発

ツバキ・ナカシマ夏目光学 精密 @開発したのは「ボールレンズ」という球状のレンズ、さらに加工して非球面レンズにし製品化、現在の携帯用はプラスチックレンズ主流で100万画素程度の性能、薄くて屈折率の高いガラス製は300万画素に対応できるA量産時の体積の誤差を0.02%以下と従来比4分の一に縮め、価格も半分に、自動車に使うベアリング鋼球の製造技術を応用B将来開発が見込まれる300万画素クラスの高性能カメラ付携帯電話に対応でき、光通信分野への応用も見込める 高性能カメラ付携帯画像転送専門プロバイダー
8/22 原研が水の熱分解で水素取り出しに成功 日本原子力発電所 エネルギー @化石燃料を使った現在の水素製造法とは異なり、二酸化炭素を排出せずに済み、電気分解と比して2倍のエネルギー効率がある、熱を利用する新型原子炉「高温ガス炉」を有効利用できるA水は4000度Cの高温状態でないと熱分解しない、原研は実験で1時間あたり35リットルの水素を製造した。高温ガス炉はウランを原料とし950度Cの熱を発生するので、今回の反応で必要な900度Cの熱を発生できるB5年後には水素生成装置と組み合わせて高温ガス炉での水素製造を実施したい 燃料電池用水素ステーション
8/22 血液透析装置最大手の日機装が在宅透析装置を2005年末にも小型商品化、花王なども協力 日機装 医療 @慢性腎不全患者が自宅で使える透析システムを開発する。厚労省の承認を受けた上で2005年末に商品化、在宅医療分野に参入、家庭で扱いやすいように小型化したりインターネットで医療機関と結ぶA開発は血液中の老廃物を取り除く透析装置本体と透析ろ過装置を小型冷蔵庫大に一体化した透析システムで日機装が装置本体の開発と生産を、消毒剤や排液処理装置などの開発で花王が協力、試作品のネットを使った運用試験は東海大学病院鈴鹿医療科学大新生会第一病院などの協力を得るBネットで透析の記録や消耗品の状態などを医師が管理するC価格は300-500万で医療機関向けに販売、患者は医療機関から借り受ける、2006年度に10億円の売上を狙うD国内23万人の患者は週2-3回通院しているが、在宅になれば不要で治療費も2割は安くなる、帝人も参入予定 個別症状向け在宅医療支援サービス
8/20 小規模マンション管理業務を神奈川のNPOが請負 マンション管理支援協会 マンション @特定非営利活動法人のマンション管理支援協会は神奈川県内の小規模マンションを対象に、会計から修繕計画策定までマンションの管理業務全般を請負うサービスを始めた、管理組合は住民の高齢化で役員の成り手が不足、専門家のマンション管理士を役員として派遣する。管理士は住民の要望で損害保険の契約や理事会の招集などの事務業務全般を担当A50戸程度のマンションが主な対象で費用は40戸で月2-3万円、第1弾は三春台管理組合(横浜市南区)と契約、何度も足を運んだ マンション向けESCOサービス
8/19 マンション管理各社、介護関連サービス強化 大京管理など マンション @大手管理会社はマンション分譲会社系が多く、最近は管理費の安さを売り物の新興の独立系管理会社が台頭したり、管理組合と契約し管理費の削減交渉を担当するコンサルティング会社も増えている。これに対抗で付加サービスの充実でマンション管理受託業務増加、既存顧客の囲い込みを狙うA大京管理はマンション駐在の管理人にホームヘルパーの資格取得を促がし年内に400人にもする、顧客高齢者に安心感を持ってもらうB藤和コミュニティは介護リフォーム事業に乗り出した。築年数が長いマンションに住戸内手すりの取り付けや工事発注業務・介護保険適用申請など、また医師や自治体介護保険担当などで健康セミナーもC長谷工コミュニティはマンション居住者にニチイ学館を紹介するサービスを提供 管理組合運営NPOサービス
8/19 ミヤマが省エネ運転を支援し、燃費改善する音声ガイダンスするエコナビ開発 ミヤマ 自動車 @煩雑な加減速やギア操作のタイミング遅れなど燃費悪化で環境に負荷を与える運転をすると、即座に音声警告で「スピードは控えめに」「シフトアップは早めに」と運転手法を指示することが燃費効率アップに直結したAドラーバーの「勘」頼みだった。廃棄物運搬処理や土壌汚染改良を手掛けるミヤマは高性能センサーを使いエンジン性能や道路状況など瞬時に分析、音声と表示装置を使いその時々の理想的な省エネ運転に導くB近鉄物流の実証実験ではエコナビ搭載した20トラック、平均2−3割の燃費改善の成果、トーメンと豊田通商を通じ今年5月に全国販売し物流、バス会社に営業攻勢 車両省エネ運転音声ガイダンスサービス
8/18 10月から運輸会社にCO2削減で環境認証制度創設 国交省 運輸 @環境認証制度はまずトラック運送会社を対象に10月から始め、来春にはバス・タクシーに広げる。燃費改善の数値目標設定、アイドリングストップの徹底、環境負荷を抑えるための運転手への指導体制などを審査、基準を満たせば交通エコロジー・モビリティ財団が認証し「グリーン経営」のお墨付きを与えるAキャノンやNECなどは取引の運輸業者に認証を取得要請、地球環境保護のため荷主企業は追随するB国交省は来春には運輸会社が認証後減らしたCO2排出量は一社数10万で買取る仕組みを取り入れ、2005年度にも「運輸環境基金」設立し削減量の多い企業には奨励金を出すC運輸部門のCO2排出量は国内の2割で1990年度からの10年間で23%も増え、削減は排ガス規制の遵守とならび大きな環境対策の柱、将来世界で本格的に排出権取引が始まれば運輸会社などの市場参入を支援し業界全体の排出量の削減を促がす 車載用環境負荷センサー
8/18 ポイント交換仲介のジー・プランがネットの特典ポイントをスターバックスカードに入金 ジー・プラン 金融 @ジー・プランの会員は同社のサイト上で、自分が集めたさまざまなポイントをスターバックスのカードに移せる、カード番号を使って入金し、確認のメールが届けば残高は増えているしくみAしばらくはジー・プランの交換用共通ポイントが1ポイント1円でその後は10ポイント分が9円になるBジー・プランは住友商事や博報堂が出資している ポイント交換サイト
8/17 Sunday Nikkei 、丸ビルや六本木ヒルズの入場者数の数え方 日本経済新聞 小売 @丸ビル、出入り口17箇所に赤外線センサーとCCDセンサーを配備A六本木ヒルズ、縦横15センチ厚さ4センチのCCDセンサーを街区内の18箇所とビル入り口に配備B丸ビルのセンサーメーカーは京都の技研トラステム社で汐留カレッタや伊勢丹新宿本店、カルティエ27店舗、石清水八幡宮など5500箇所に納入実績C六本木ヒルズのメーカーは米ベンチャーでミサイルの照準技術を応用したショッパートラックRCT社製で全米のSCの70%が導入、男女別も可能、日本では渋谷西武や東京・台場などSC700施設1000箇所で採用DPOS売上との比較や優良客がどの入り口から来たか、どの通路の通行数が多いかでテナント料交渉やトイレ利用での清掃回数決定などにも活用 人流分析POSサービス
8/17 農水省は来年12月から、牛肉の流通履歴検査でDNA鑑定導入 農水省 アグリ @来年12月から,牛肉を取り扱う全国6万店の卸売り・小売店を対象に検査体制を敷き業者に正確な表示を促すA都道府県の地方農政事務所などが、すべての牛の肉片をDNA鑑定の照合用として管理、全国の卸売り・小売店を抜き打ちで検査、違法表示は最高30万円の罰金で業者名を公表B2001年9月のBSE狂牛病で、百貨店内の精肉売り場などで他県産を「松阪牛」として販売するケースもあり、農水省は検査を厳格化し、失墜した食品安全行政への信頼回復を目指す IT活用流通履歴ルート保証FC
8/16 フェロモンや天敵活用で環境対応型エコファーマーの認定農家増加、減農薬の安全性で消費者歓迎 日本経済新聞 環境 @エコファーマーは1999年7月制定の持続農業法に基づきたい肥での土作り、化学肥料削減、農薬削減の3つを実施する環境配慮型農家を都道府県が認定、農業改良資金の借入限度額引上げなどの優遇、全国で3万人を認定A都市近郊農家では農産物の付加価値向上で販売価格を高く設定したいニーズに環境農業が活路B川崎市宮前区のなし園では信越化学工業開発の害虫の交尾を邪魔するフェロモン剤を導入し、農薬散布も3分の一に減量の効果、市内のナシ農家90%が採用C都市近郊はヒートアイランド現象で冬場も病害虫が越冬する、千葉県成東町ではビニールハウスのいちごにオランダから害虫のアブラ虫を食べる蜂を導入し効果、人件費も削減できたD千葉県農業総合研究センターではシロアリ駆除大手のキャッツ社と組み肉食のオオカメムシでアブラムシを駆除する研究、つくば市の農業技術研究機構中央農業総合研究センターはカニの甲羅に含有のキチン分解物をキャベツに接種し黄変を予防し従来の臭化メチル散布の代替ができた、化合物が土壌に染み込まず連作障害を避けられ土地の回転率も上がる エコファーマーブランド管理サービス
8/16 大型トラックの速度抑制装置の装着義務付けが9月1日から始まる 日本経済新聞 物流 @大型トラックの高速道での事故防止を狙って規制、最高速を時速90Km以下に抑える速度抑制装置で、陸運から「トラック離れ」航空・海上・鉄道輸送業界に需要増の期待A日本通運は10月から内航海運の輸送能力を拡大、東京ー博多や東京ー北海道間に新造船投入し、航空輸送の増大に地方空港へのトラック配車も増便B需要低迷のJR貨物(日本貨物鉄道)は10月のダイヤ改正で東京ー福岡の最速コンテナ列車を22時間ダイヤに、年度内には東京ー大阪間最高速130Kのスーパーレールカーゴ投入C環境面への配慮からトラック輸送がモーダルシフトで鉄道に切り替えの動きも強まるD「魚介類や野菜の生鮮品の輸送がセリ時間に間に合わせる」には今回の規制がトラック業界には影響大 税連動型商品別環境負荷数値表示システム
8/16 東芝ライテックが空気清浄機並みの消臭効果のある蛍光灯を12月に発売 東芝ライテック 家電 @表面に光触媒の微粒子を塗り、内部から出る光に反応させて悪臭の原因物質を分解する仕組み、新開発の酸化チタンを主成分の光触媒は紫外線ではなく可視光でも反応し出力20Wの蛍光灯4本で広さ8-10畳用の空気清浄機の消臭能力に相当するA蛍光灯と蛍光ランプを商品化し、ランプのかさ部分など照明器具にも消臭機能をつけていく、蛍光灯1本2千円前後で最上級機種の10−20%高で2005年に50億円の売上高を目指す 冷蔵庫・トイレ用消臭蛍光灯
8/15 大手90健保がネットを活用、加入者500万人の満足度調査で病院情報を共同提供 日本経済新聞 医療 @日本航空日立製作所日本IBMなど大手の健保組合が加入者向けにインターネットを通じた医療機関情報の提供を共同で開始、自宅近くの病院や診療所を簡単に調べられ、患者満足度や治療成績もわかり、病院選びで質の競争にA「保険者機能を推進する会」を作り、扶養家族を含め500万人の加入者がパスワードでネットから病院情報を利用B治療内容の説明、診療待ち時間、職員の対応などを4段階で評価、秋口には約10万件収集C医療機関からは予約制度の有無、差額ベッド料金、病気ごとの手術件数、医療事故発生件数を提供してもらい加入者が調べられるようにする カルテ・病歴保管サービス
8/15 防犯ビジネス1兆円市場に、家の安全を買う時代に 日本経済新聞 セキュリティ

@自動車部品メーカーのアルファは車のリモートキーの住宅版で携帯装置をドアに近づけて本人確認しボタンを押して開錠する、ピッキング用の鍵穴がないA旭ガラスは異常感知センサーを内蔵の防犯ガラスを開発し6月に戸建て向けを発売、工事費込みで40-50万で従来の防犯ガラスと同等価格、大和ハウス工業住友林業ミサワホームなども割れ難い「合わせガラス」採用B三菱重工業が番犬代用ロボット「ワカマル」開発、異常音で画像などでメール連絡でき2005年に100万円で本格販売、富士通グループも参入Cベンチャーのテムザックは三洋電機とロボットを共同開発販売の計画D最大手のセコムの家庭向けが累計25万世帯で企業向けを追い抜いた、新規参入者が増加、関西電力も自社のファイバー網の活用で他社より4割安の月額3000円の設定で1年で1500件成約した

家庭用監視カメラ常時録画サービス
8/14 セコムが東京商工リサーチと中小のサイト運営企業を格付け、有料で電子証明書発行サービス セコム ネット @格付けはセコムトラストネットが実施、従来企業の登記簿謄本や法人印鑑証明で実在証明書を発行していたが、東京商工リサーチの非上場200万社のデータベースを活用し3日で電子書類形式で証明書発行A財務情報などの健全性データを盛り込む、格付け証明のマークはホームページに表示、消費者や取引企業に運営企業の信用度を確認させるB格付け取得費用は安全性監査サービスとセットで9万円、両社は今年度6000社への証明書発行を見込む 環境認証格付けサービス
8/12 「食の安全」で関東農政局が履歴管理システムで導入支援 関東農政局 アグリ @関東農政局は管内1都9県(長野、静岡を含む)で食品の安全対策を強化、各地でシンポジウムなどを開く、食品事故の原因究明が容易になるトレーサビリティシステムを導入する流通業者や生産者を資金面で支援、生産者重視から消費者重視の食の安全を今後の行政の柱とする方針A関東農政局が埼玉県を、他の都県では農政事務所が担当、トレサビリティシステムの導入支援では情報機器やシステム構築に必要なソフトなどが補助対象になる ブランド防衛トレーサビリティシステム
8/12 ベンチャーラボが米PLXシステムズと特許価値評価の共同受注を開始、信託業法改正をにらむ ベンチャーラボ 法務 @知的財産権の信託を認める信託業法の改正に対応し、特許の資産価値評価を手掛ける日米のベンチャーが提携、米PLXシステムズの日本法人と月内に特許評価の共同受注を開始、特許権信託で資金調達を目指す企業の需要を開拓するAベンチャーラボは大手企業の知財部門出身者ら200人を組織化、また米を中心に1万2千件以上のライセンス取引のデータや金融工学を応用した特許の定量評価やその特許をめぐる経営判断の支援コンサルティングの日本法人ピー・エル・エックスと提携し日本市場を本格開拓B両社は顧客企業の案件ごとに専門家チームを結成、国立大学なども含め初年度3億円の受注を目指す 出願中特許流通オークション
8/12 電子パスポートを来年度から本格準備 法務省外務省 行政 @チップに記録する情報内容や出入国の際の読取り方法などの研究予算を来年度予算の概算要求に盛り込む。記録情報の内容や方式などをつめA-3年後に導入へA顔の骨格や眼球、指紋など本人の身体的な特長を電子的な記録に置き換える「バイオメトリックス」の技術を活用、カメラや指紋照合での読取り情報をICチップの上に記憶B出入国管理の徹底を求める国際世論も強く、政府が導入を目指していた、来年5月の国際民間航空機関ICAOがバイオネトリクス技術の国際標準規格案をまとめる見込みで電子パスポートの様式はこの規格に沿うものになるC政府は2005年春の通常国会で改正旅券法案を提出、電子パスポートの導入や不正譲渡の厳罰化もC米国は来年10月から「改正国境警備強化・ビザ入国法」を施行、パスポートを持たない外国人は査証ビザの取得を求める 複数バイオメトリクス認証サービス
8/12 ドコモなど携帯3社はネット通販の代金支払いを携帯使いコンビニで済ませる共通システムを作る ドコモ、KDDI、Jフォン 決済 @ネット通販会社が振込用紙や請求書代わりとなる料金情報を二次元バーコードとして利用者の携帯に送信、CVS店頭の読取り機にかざせば料金が表示、レジで決済Aクレジットカードを持たない人や、ネット通販でカードを使いたくない人の利用を見込む、通販会社は振込用紙などを郵送せずに済む、また携帯電話会社は取引手数料とばーこーどを取り込む際の通信料を得られるBドコモは当初ポニーキャニオンのCDなどをエーエム・ピーエム・ジャパンの全国1300店舗で買えるようにする。年末からローソン、ミニストップでもC経産省は携帯電話を使ったネット取引の市場規模は2002年で3200億円、うち5割は旅行商品などの物品購入 脱カードビジネス
8/8 東北大と福田金属が燃料電池向けのコスト10分の1の水素分離膜を開発 東北大、福田金属 エネルギー @金属素材メーカーの福田金属箔粉工業(京都市)は東北大金属材料研究所の井上教授と燃料電池向け水素分離膜を開発、高価なパラジウムでなくニッケルなどの合金を採用しコストを10分の1とした、2004年度から自動車メーカーにサンプル出荷開始A燃料電池の燃料は発電効率を高めたり耐久性を高めるために純度の高い水素を供給スtる必要がある。水素分離膜は天然ガスやメタノールから取り出した水素から一酸化炭素などの不純物を取り除くフィルターB新分離膜だと一酸化炭素濃度を1ppm以下に抑え、ニッケル・ニオブ・ジルコニウムを主成分としや合金で現在のパラジウム・銀合金を使う膜の10分の1までコスト削減できる 小型燃料電池充電キット
8/8 東大などががん・心疾患を30分で診断できる小型血液分析装置を開発、病気の目印物質を測定で 東大、神奈川科学技術アカデミー 医療 @東大大学院北森教授、渡慶次(とけし)福研究室長の成果で大腸がんや心疾患、アレルギーなどの病気で増える血中の微量たんぱく質の反応を分析用チップなどで検出A免疫反応を使う従来の装置は事務机ほどの大きさで1台数千万ー1億円する、新装置は50センチ角で価格も10分の一になるB装置はベンチャーのマイクロ化学技研(川崎市)が販売する 疾患自己診断ブース
8/8 「農業ルネッサンス」特集、変わる流通経路、広がる直販で信頼築く 日本経済新聞 アグリ @一村一品の発祥地、大分県農協の直売施設「木の花ガルテン」は福岡市内に4支店で、年商12億円。田舎のもてなし料理店「オーガニック農園」も年間1.6億円稼ぐA日本の飲食消費は年80兆円で農業の生産額は10兆円、差額は輸入や流通・加工・外食に回るA三重県松阪食肉公社が松阪牛の個体識別を導入し産地証明効果で東京市場での価格が2-3割上がった、ものをいうのは「信頼」を保証するブランド力B減農薬栽培の通販の北海道当別町は共通ブランド「当別家族」を売り物にしNPOに農薬や栄養の成分分析などを依頼し安全・安心を保証する。C山形県の米沢郷牧場は農作業の天気・圃場名・作物・肥料や農薬種類と使用量を携帯電話で本部に送信し通販会員にも生産現場を見てもらうしくみで生産記録の改ざんを防止し小売店や消費者に安心してもらう、農業技術研究機構(つくば市)と共同でICタグに履歴情報を蓄積し売り場のモニターに表示するシステムも開発中 タグレストレーサビリティ
8/7 調剤薬局最大手のクラフトがミニストップと組み来春24H営業店 クラフト 医療 @クラフトはイオンが出資するドラッグストア連合「ウェルシア・ストアーズ」の一員で同じグループのミニストップと組み深夜の集客面で相乗効果を狙う、クラフトは医療機関の周辺に「門前薬局」を150店開設する。薬局の深夜営業が進まず、救急などで院外で薬を受け取れず医薬分業(現在分業率50%)の足かせとなっていたB政府が規制緩和で一部の医薬品をCVSでも販売可能としたことで、ドラッグチェーン各社はCVS対抗策を迫られている、首都圏地盤の中堅ドラッグストアのグリーンクロス・コアは15−20店出店する予定だが全店での薬剤師常駐が条件にC日本チェーンドラッグストア協会は、薬剤師の販売義務は医療用医薬品を大衆薬に転用したスイッチOTCに限定し、一般の大衆薬を売るのは常駐義務が不要な完全自由化を低減する 双方向薬剤師コールセンター
8/7 糖尿病患者が予備軍もふくめ、6.3人に一人、1620万人にも、この5年で250万人増 厚労省 医療 @6日の厚労省「糖尿病実態調査」発表で、糖尿病予備軍も含めて1620万人に、1997年より250万人増加、特に予備軍が30%増の880万人と激増A実態調査は20歳以上の5792人で血液検査などを実施、全国の糖尿病の患者数などを推計B強く疑われている人の割合は9%で、このうち治療を受けているのは50.6%にとどまるC同省は「食生活の改善知識はあるが実践されていない、健康増進を進める民間団体とも協力し、行動を起こしやすい環境作りを進めたい 糖尿病向け外食チェーン店
8/7 「農業ルネッサンス」特集、後継者難で加速する農地集約、改革の好機  日本経済新聞 アグリ

@杵築市の広瀬営農組合は農家82戸が高齢化・後継者難で4年前に結成、各戸の農地0.3haだったのを全農地28haの一体経営に切り替え、10アールあたりの労働力投入量は年18.6hで県内トップクラスにA竹田市の九重野地域では3年前から農家110戸の協議会が100haを経営、水稲・大豆・ソバを栽培し豆腐工場も稼動した。加工品販売が軌道に乗れば協議会を株式会社にするB1960年に600万haだった日本の農地が最近は480万haになり食糧自給率が(カロリーベ。ース)も40%に下がり、海外輸入に頼っているC2003年で298万農家が10年で2割減、農業就業者368万人のうち65歳以上が56%に。後継者難での耕作放棄地も21万haに急増、高齢者の引退加速でため池や農地のような生産設備、親から子への伝達技能など、「千年かかって整えた農村のインフラ」が廃れる恐れが現実になってきた。D今村東大名誉教授は「女性や新規参入者、企業家精神を持ち、リスクもとれる法人が農家に代わって農業生産を活性化するだろう。

循環型アグリサプライチェーン
8/6 ゲーム施設「宝島」運営の日本ユニカがソニー系電子マネー「エディ」を採用、全国25店へ 日本ユニカ 金融 @日本ユニカはエディカードを浦安店で採用し、来年全国の25店に導入する。浦安店では200台のゲーム機のうち人気機種を中心に3−4割にエディの読取り端末を装着し、秋には全台にAユニカ独自のエディカードも販売、1枚千円でポイント付で1100円遊べる。店内に入金機3台設置する。初年度3万枚の発行を見込むB日本ユニカは東北から中国地方まで主にショッピングセンター内でゲーム施設を運営している パチンコエディカード
8/5 サッポロビールは麦芽・ホップをすべて契約栽培品に切り替えて食の安全に配慮 サッポロビール アグリ @サッポロは昨年オーストラリア・日本などの麦芽を9万トン、欧州・中国などのホップを1300トン使用、麦芽の50%とホップは35%が契約栽培品で今後全面的に切り替えA生産者にはどんな農薬・肥料をどれだけ使ったかの履歴提出を義務付ける。サッポロの社員が年3−5回で現地訪問し収穫や検査の状況を確認B国内競合ビール会社の契約栽培品比率はまだ低く麦芽が最大10%、ホップが同15%程度 タグレストレーサビリティサービス
8/4 チワワやトイプードルなど小型犬が高値、大型犬は値下がり、またネットでは2-5割安も購入後のケアに不安 日本経済新聞 小売 @都内の大手ペットショップの店頭価格で生後2-3ヶ月のチワワが27−50万円、トイプードルが18−45万円と1年前と比べ最高値が2倍に。大型犬のゴールデンレトリバーは16−27万円と2-3割安A子犬の流通は繁殖家ブリーダーがショップに直接卸すか、全国の競り市に出荷。チワワなら卸値10-20万、これに産地からの輸送費数千円とワクチン接種費7千円上乗せがショップの仕入原価、店頭価格は店舗経費や死亡時の交換補償費を加え利益を載せる(日本畜犬学会)Bネット販売の新規業者が急増、ネットでの子犬の情報不足や死亡時代替犬の補償や健康欠陥潜在、シツケ指導などの課題が多い ペット認証補償代行サービス
8/4 郵貯カードにもソニー「エディ」電子マネー搭載 日本郵政公社 金融 @エディを搭載するICカードの発行枚数は200万枚を突破、大手コンビニエンスam/pmなどで利用可能な店舗が急増中A日本郵政公社はソニーグループと提携し、国内で最も普及している電子マネー「エディ」も使える郵便貯金キャッシュカードを発行Bソニー系クレジットカード会社のソニーファイナンスインターナショナルとの提携カードで11日から会員募集、カードに内蔵したICに電子マネーをため込める。入会金、年会費は不要で初年度10万枚の発行。 指紋認証つきEDY
8/4

環境改善システム開発のアイエンスがバイオ技術で焼肉の脱臭装置開発

アイエンス 機械 @飲食店などから店外に出るにおいを酵素が入った水で分解し、においの大半を除去する。焼肉屋さかいに納入、年間80件の成約を目指すA脱臭装置は水槽とシャワーノズルで構成、水槽に空気を送り込み、においのもととなる硫化水素などを分解する微生物の活動を活性化する。排気口から出るにおいを微生物が作る酵素の入ったシャワー状の水に当て、においを80-90%除去する。導入費用は300万円、維持費年間20−40万円 においとりのダスキン型事業
8/3 生産履歴管理の食品、まず牛ぶた肉に新JAS規格でお墨付き認証制度 農水省 アグリ @生産履歴情報を正確に管理している食品に、新しい日本農林規格(JAS)マークを与える新制度を設ける、年内に牛肉と豚肉を対象に規格を制定し来年夏を目処に施行Aトレーサビリティ(原料、生産履歴の追跡管理)体制を保証するお墨付きに、消費者の食の安全・安心への関心の高まりに対応するB新制度は「生産情報公表JAS規格」、牛肉と豚肉では家畜の個体識別番号や品種、農場、飼料、投与薬品、治療歴などの情報を店頭、ネット、電話で確認できることが認証の条件C認証は第3者機関が担当、新JASマークも公募、青果は8月中に検討開始し今後は鶏肉などの生鮮品を中心に対象を拡大、すでにJAS法では有機農産物で同様の認証制度が有り施行から2年で約3700件の業者が認証を受けた ネット認証サービス
8/3 シャープ、200万画素級のカメラ付携帯を今秋発売 シャープ 精密 @NTTドコモなど大手3社は、今秋の新機種で100万画素以上の新機種を拡充へ、シャープは200万画素級の機種を供給し既存の低位デジカメ機種にも影響、200万画素ならA4プリントOKA5月下旬からの発売でドコモはすでに7Eまでに127万台を販売、デジカメ200万画素未満の1−6月国内出荷は11万台と前年同期比69%減少、「写るんです」市場も横ばいに 携帯用公衆電話BOX活用
8/1 国土地理院、ネット上で「電子国土」開始、企業・公共施設に地図からリンクできる 国土地理院 国土 @電子国土のホームページには2千万分の1かあら2万5千分の1までの全国地図があり、拡大縮小が可能。地図上には参加機関のランドマークがアイコンで表示、これを指示すると名称、住所、電話番号、URLが表示されホームページにもリンクされるA現在接続は電子国土とつくば市や豊中市のホームページ、今後自治体やNPOなど20団体のサイトを結んで利便性を上げる。ついで技術情報を開示し企業や個人が電子国土に参加できるようにする 電子国土関連ビジネス

8/1

ローソンが飲食・小売店の売上金保管「24H金庫」、銀行・警備会社より低料金 ローソン 小売 @8月1日から店頭で24H現金を預かるサービス開始、ATMが取り扱わない硬貨も預かる。警備会社に比べ利用料金が半分以下にA新サービスで店頭端末ロッピーとジャストプランニングの飲食店経営管理システム「まかせてネット」を組合せた、デジタルガレージの協力もB顧客がパソコンでジャストプラの管理システムに接続し入金額を打ち込むと受け付け番号を表示。コンビニに出向きロッピーに受付番号を入力した上で現金をレジに預ける。現金は数日後に顧客の指定口座に振り込まれる。顧客は振込みをパソコンで確認できるC顧客はジャストプラと利用契約、初期10万円で月額3万円、ローソンはジャストプラから手数料を受け取るD来年末までに飲食、小売店など2000店の顧客獲得を目指す。夜間金庫は銀行の統廃合で減少、ローソンの7600店舗を活用し顧客の利便性を向上する 防犯型遠隔監視金庫

月日

イベント

発表

分野

ポイント

ビジネスモデルアイデア


発行責任:ネクチャードットコム有限会社

TEL: +81 3 5491 4791 FAX: +81 3 5491 4792

Copyright ©1996-2002, Necture.Com Inc. All Rights Reserved.

E-Mail :
webmaster@necture.jp URL :https://www.necture.jp

本社所在地:〒158-0097 東京都世田谷区用賀4丁目5番3号鈴木ビル305号