■  2000年7月31日(月) 神奈川犬ぞりクラブと弟の活動


The world only belongs to the nature.

- Shinobu


 

日、30度を超す真夏日に加え、激しい雷雨がある。まるで、人間の横暴に対する自然からの警告のようだ。

故郷、富山でも、昨日は観測史上2番目の38度を記録したそうだ。化石燃料と資源の大量消費に対して、明らかに地球が悲鳴をあげている。

 弟からホームページ掲載開始の案内があった。カミさんの妹の連れ添いで、もう10年以上「身障者と犬のふれあい」をテーマに、神奈川県を中心にボランティア活動をしている。
この夫婦が、富山にあった我が家で生まれた「ハリーの子ども」を見に来たのは1989年5月だった。当時、私は16年勤務した富山の会社を退職する間際で、極度の不眠症とストレスでボロボロの精神状態であった。
この時、家族と犬たちにどれだけ支えられ、励まされたことか。

あれから11年、弟に貰われていったハリーの子、メイちゃんが産んだ子どもたちは、孫、ひ孫、やしゃご、その次の代まで増殖した。

現在、弟のところには前々回の冬季五輪(リリハンメル)からのメッセージを携えて、前回の長野五輪に北極圏を越えて使者として日本にやってきた、犬ぞり犬2頭も養われている。
詳しい事情は知らないが、リリハンメルから日本にやってくるまでの費用は大会関係者から出ていたようだか、北欧へ返してやる費用を誰もみていなかった、とのことである。
結局、弟が見るに見かねてもう2年以上もこの犬たちを預っている。あのような華々しい大会も、こういったボランティアの方々に支えられていることを肝に銘じておかなくてはいけない。

 

ともあれ、ホームページの開催おめでとう。

(神奈川犬そりクラブのURL:http://www6.airnet.ne.jp/ksdcmay/

 

 

 
 ーつづくー
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