■ 1998年11月8日(日)

 序 章 


Quote…Unquote: Never, never, never, never give up. - Sir Winston Churchill (British statesman and Prime Minister, 1874-1965)

 昨日の東京(埼玉)の気温は20度を超え、晴天に恵まれた行楽日和だった。

 日曜日の今日は、午前3時に起きてパソコンに向かっている。
 昨日は、いつも通っているXAX狭山テニスクラブでスペシャルレッスンを受けた。
 夕方の5時にレッスンを終えて、6時に帰宅、牛乳、チーズにヨーグルトを食べてベッドに直行した。
 最近の習慣となっている池波正太郎のベストシリーズ「剣客商売No.13:波紋」を5分も読まない内に闇の中にいざなわれてしまい、早朝に目覚めたわけだ。

 昨日受けたスペシャルレッスンの先生は、デニスカップ日本代表選手だった太田茂プロだ。
 太田プロは、あの松岡修三とダブルスを組んでいた記憶がある。
 久しぶりの乳酸疲労を味わった。

 私は学生時代から体を動かすことが好きだった。
 40歳後半の生活習慣は、昨年(1997年)7月から始まった。
 私は、日本ヒューレットパッカード(HP社)の高橋圭三さんに誘われて、レイクタホにあるHP社の創業者が残したヒューレットエステートという別荘に出かけていった。
 そこで、私は西海岸から集まった約60名のHP社の皆さんに混じって”Deth Ride '97”に参加するという機会をもらった。
 この自転車レースに出て帰国してから、我が家の玄関に私専用のBike(ママチャリではない)が鎮座することになった。

 昨日も片道10Km先のXAX狭山へ「行きはよいよい」だったが、太田茂プロのレッスンを受けた後の帰りは”辛いもの”があり、我が家についてから玄関でしばらく座り込んでしまった。
 XAX狭山へは、狭山・川越自転車ロードを使っている。
 西川越の我が家から500m位のところに流れている入間川に沿ってその自転車ロードがある。
 その自転車ロードを使えば、我が家からXAX狭山まで約35分でいける。
 週末の道路の混雑時には車でも30分はかかるので、排気ガスは出さず地球環境にやさしく、体力作りにもなり、正に一石二鳥である。
 いや、車検代や自動車税を考えると一石三鳥である。

 太田茂プロのレッスンには、60才近い男性も参加する訳だが、日ごろの生活習慣がいかに大事かということを実感せざるを得ない。
 今日も午後2時からの定例レッスンを受けて、6時頃まではチームの皆さんと試合をしよう(^^/"。

 毎朝の生活習慣といえば、”ハリーとルナ”の散歩である。
 よほどのことがない限り欠かしていない。
 富山に住んでいた頃から飼っているシベリアン・ハスキーの”ハリー”はもうすぐ12才(人間でいうと60才)ということもあり、30分の散歩の後半は足元がふらつき、衰えを見せている。
 散歩の後の1日1回の食事をやる時には、必ず「長生きしろよ」と声をかけてやることにしている。

 最近の仕事の話をさせて頂く。
 某外資系コンピュータ会社からIT(Information Technology)コンサルタント会社に転身して、もう4年になる。
 毎日、クライアントに出かけて行き、7時過ぎに帰社すると電子メールが30通以上は入っている。
 まあ便利でもあり、せちがない世の中になったものだと実感する今日この頃である。
 そう言えば、かれこれ25年以上コンピュータ業界にいることになる。

 アシスタントのF.Oさんは、その昔私が出向先のN社電算課に社長秘書から転属してもらって以来、20年以上のお付き合いとなっている。
 新たに加わったA.HはWalesの出身で、土曜日の午前中に私が通う川越YMCA英会話学校の先生でもある。
 彼には日本人の奥さんがいて、今年3月に一橋大学の大学院課程を1年で飛び級により卒業した好男子である。
 私は、いくつかの英会話学校に通ったが、生徒からのさまざまな質問に対して、彼ほどきちんと整理して、心の行き届いた回答をしてくれた先生はほとんどいなかった。
 彼が、私の勤務する会社にくるようになったいきさつはいつの日か紹介したい。

 (つづく)

 
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