■ 2001年11月20日(金)

 2001年度「忍の広告大賞」(小雪とシンギングマン)


Quote…Unquote: Live out of your imagination, not your history. -Stephen Covey (U.S. Consultant, 1932-)

 あのタッキーがケーキ職人として登場する『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜』に出演している小雪さん。
 彼女がN新聞のイメージキャラクターで登場する広告が、私が選んだ2001年広告大賞である。
 最初のキャッチコピーは「こんな私でもN新聞は読んでいる」だったと記憶している。
 最新作は「世の中が変わる前に自分を変えよう」である。

 

小雪さんのプロファイルは以下のとうりである(てんとう虫「2001年12月号」より)。

・1976年12月18日、神奈川県生まれ。
・95年女性ファッション誌の読者モデルに応募しグランプリを獲得。
・2年間の専属契約のうちプロモデルとなる。
・雑誌やカルバン・クラインなどのショーに出演の傍ら、
 その知的で透明感あふれるキャラクターで、食品、化粧品、新聞社、
 インターネットプロバイダなど各種CMに多数出演。
・98年、ドラマ『恋はあせらず』で女優デビュー。
・2000年『ケイゾク』で映画初出演。
・来年もすでに二本の映画公開を控え、女優としての活躍に注目が集まっている。

 

 この「てんとう虫」のインタビューで゛歌やエッセイを出すといったことに興味はないですか"の問いに「中途半端はしたくないので。やるのならプロとして突き詰めて、ゆっくりでもちゃんとやっていきたい。何となく手を出してしまった段階で職業的になってしまった段階で、新しいものって生まれなくなってしまうから」と小雪さんは答えている。
 何と毅然とした強さを持った言葉だろうか。

 一流の人だけが言える言葉かもしれないが、とにかくあれもこれも考えながら、日常生活を送る私などにはグサリとくる。
 このインタビューの中で小雪さんは「ひとつは、出会う人や、起きたことすべてを楽しめるように心がけていること。そしてそのためには、心の空き部分を残していたい、ということ。私は器用じゃないのでひとつの事しかできないほう。掛け持ちして頭がいっぱいになるのは駄目なので、ゆっくりやっています」と答えている。
 私も仕事とテニスくらいしかない人生、このくらいなら、私でも実践できそうである。

 小雪は本名だそうな。

 今日午前中は、グローバルナレッジネットワーク(株)(以下、GKNI社)を訪問した。
 この会社の会長である住忠明氏は別掲載の「忍のITコラム」にも登場頂いている。
 このGKNI社は、DECの教育部がアメリカの投資会社に買収された時に、日本DECの教育部もGKNI日本支社としてできた会社である。
 1996年当時、社員40名、年商10数億円の規模から始まった。
 IT関連の教育企業として、この5年で社員130名、年商40数億円の規模に育て上げた住会長、尾藤社長の経営手腕と社員の皆さんの努力に敬服する。

 今日お会いした小山仁さんの書籍「ITコンサルト入門」については、別掲載の「忍のITコラム」でご紹介したい。
 このGKNI社がある初台のオペラシティタワーにある「シンギングマン」。
 このオブジェがすばらしい。
 京王新線「初台駅」からオペラシティタワーに入って行く入り口でこのオブジェを目にした時は、身長5メートル以上の、その銀色の透明感のある物体を見上げて立ち竦んでしまった。
 いろいろネットで調べてみると、このオブジェの製作者はジョナサン・ボロフスキーという彫刻家?、このジャンルでいいのかしら。
 このジョナサン・ボロフスキーさん、調べれば調べるほど奥が深そうである。
 いつか、このジョナサン・ボロフスキー氏の続編を書いてみたい。
 この見聞録を目にした方々の中で、このジョナサン・ボロフスキー氏について薀蓄のある方、是非ご連絡下さい。

(つづく)

-P.33-

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