そろそろ老眼鏡のお世話にならなければ。
今回は活字を一回り大きく設定してみた。
馬刺し、旬の山菜に地酒、そして蕎麦。
長野県の塩尻駅前にある「幸楽」は、創業昭和10年とのこと。
学生時代の後輩である村田茂之さんを訪ねて昨晩はその「幸楽」でしこたまご馳走にあやかった。
彼は地元のグローカル企業EP社を退職して、広丘駅近くに「ITコンサルデザインラボ、略してITコンドラボ」を開業している。
塩尻には母の実家があり、小さい頃は夏休みになるとこの実家で過ごしたものである。
実家の畑で作る今年の菜の花は、例年より少し早く満開となった。
昭和40年頃は祖父母が健在で、祖父は定年後、農業を営みながら母の弟達を高校に通わせていた。
母の弟といっても末の方は私と6歳、3歳しか違わなかったので、兄ちゃんと呼んでいたものだ。
塩尻盆地の東斜面(高ぼっち側)の中腹にある実家からの眺望はすばらしい。
この実家の近くに中央・長野道の塩尻インターがあるため、最近、実家の上側の斜面を造成して「林間工業団地」ができてしまった。それにともない国道20号線と平行に走る舗装道路が実家のすぐ下にでき、松本まで伸びている。
早朝にこの舗装道路を自転車で松本方面に走ってみた。
"Death Ride"の練習にはうってつけのトレーニングロードである。
"ビジネス(お金を稼ぐこと)と便利さ"とのトレードオフとして"失っていく自然と人間らしい生活"、現代日本を凝縮した姿がここにある。
おいしかった井戸水も今は水道水になった。
朝になるとニワトリ小屋から取ってきた新鮮な卵、兄ちゃんが毎朝通学の前に搾る牛乳(濃いので腹をこわすことがある)、裏の森にある木を兄ちゃんがズンと蹴飛ばすとパラパラと落ちてきたカブトムシやクワガタ。
繰言を言っても始まらない。
昨年から種を撒いてきた仕事の芽が出だし、仕事と平行して通いだした市ヶ谷の法政大学での夜間の勉強もこれからが本番になる。
その仕事(オン)の合間(オフ)に、夏の信州、春・秋の富山、そして冬の晴れた川越を楽しみながら、ゆっくりとしたリズムを取り戻しながら生活するのもいいものだ。
(つづく)
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