昨日(日曜日)に行われたS市民テニス一般男子ダブルスで、ベスト4に入れた。
30度を越す炎天下の中、何とか勝ち上がり準決勝では自衛隊I基地のNさん(60歳の退役した方)とMさん(30歳代で学生時代から本格的にテニスをやってきて現役自衛隊員)のペアと対戦した。
私は普段と変わらないテニスだったが、相棒のT.Kさんが炎天下で体調不良になった。
この人はサッカー選手として、狭山市の日韓交流代表選手でもある。
大学を卒業した時は高校の教員だったそうだが、その後、中学校、小学校の教員免許を取り直して現在は小学校の先生を務めるというユニークな方である(私は今度は幼稚園の先生だよね、なんて冗談を言っている)。
ちょうど、新学期が始まり学校の行事等で毎日遅くまで仕事をしていたため、今日の炎天下の中、熱者病にかかってしまった。
結果は4-8だったが、きわどいゲームがいくつかあった。
XAX狭山テニスクラブでは、一番キープ率の高いT.Kさんのサービスゲームをものにできなかったので残念な結果となった。
T.Kさんは、時々自衛隊の入間基地でNさんと練習をしていて、いつもはそれほど差が出ないこともあり、悔しかったにちがいない。
今年の狭山市一般男子ダブルスは、このN/Mさんチームが優勝した。
決勝戦が終わった後、優勝の「おめでとう」をNさんに伝えにいった時に、「準決勝のゲームが一番つらかったよ」と暖かい言葉を貰った。
私はこのT.Kさんにダブルスの試合の心得をいろいろ教わった。
学校の先生ということもあり、基本的なフォーメーションや返球の心得はさておき、その一つを披露しよう。
・自分が失敗した時、パートナーに対して「ごめん」や「わるい」という言葉は禁句である。
本当のパートナーとはこのような言葉で謝ったりするものではない。
また、これらの言葉を発するということ自体、気持ち的に相手側に有利になる。
とのこと。
この心得は私のテニススタイルを大きく変えてくれた。
XAXテニスクラブで本格的にテニスを習い始めてからちょうど9年になり、今回の市民大会では、予選から勝ち上がってきたので満足のいく結果が出せたのも、このアドバイスのおかげだった。
来年はシード権があり本戦からのゲームとなるので、良い結果を出したいものだ。
来週からは、C社多摩事業所で登録している「多摩地区社会人テニス:通称多摩シャカ」秋期リーグが始まる。
私はこのC社多摩事業所テニスクラブチームの一員だが、私と同じようにC社:旧日本D社から他の会社(Cis社, Ora社, SA社, MS社等)に転職した方々がC社の正規部員よりも多く、C社多摩事業所のテニスコートがさながらコンピュータ業界の勢力図になったりする。
本当に、不思議な世界に身をおいたものだ。
最後に、O社MixPizzaの最新情報を。
8月中旬からO社で働いていた企業留学生(ムスタファさん)を預かり、MixPizzaの新しいコンテンツを作成してきた。
ムスタファさんはトルコからの留学生であり、私との初回打合せは8月18日だったので、彼は次回MixPizzaに掲載する「Tokyo Subway Guide」、「日本の料理:仮題」のコンテンツとHTML化を3週間で仕上げたことになる。
私と会った時は、東京での生活が1ヶ月を過ぎ、毎日の通勤と週末の小旅行で少し日本に慣れてきた頃だった。
そうはいっても、首都圏のJR・私鉄・地下鉄の複雑さを理解することは大変難しく、それを利用した経験も限られたものだった。
ましてや、HTMLの知識がまったくない大学生に何をどうコンサルティングするか。
救いは、米国に1年留学したという彼の英語力と私が日ごろコンサルティングで発揮する地下鉄の乗り継ぎ技術であった(アシスタントのAndy Huntについては以前に紹介したが、彼は私を地下鉄のプロと呼ぶ)。
彼が日本を発つ前にくれたメールへの私の返答メールを以下に添付する。
Dear Mr. Shinobu,
I would like to thank you for your nice present and the courage that you gave me last night.
My presentation was a success and even Mr. M appreciated my preparation for the final report.
As I get ready to depart from Japan I hope we will meet again sometime ,somewhere.
I will surely keep in touch with you in the future.
Thanks and sayonara.
with my best wishes,
Mustafa B
(つづく)
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