■ 2008年1月25日(金)

 三日湯治のススメとコクテルの会


 正月明けの4日から二泊三日で健保組合の施設「TJK箱根の森」にカミさんと宿泊した。
 昨年11月19日に次女さゆりに長男が誕生したが、次女の産後の日経ちが悪く12月末まではカミさんが孫を預かる生活が続いた。昔取った杵柄とはいえ、50歳代になってからの子育てはかなり体力を消耗する。
 体や心が疲れきったときは温泉にかぎる。それも今回のように二泊三日で中一日はゆっくりと地元を散策してみるのがよい。三日湯治のススメである。
 箱根はこれまでも家族旅行で何度も訪れているが、いつも車での移動であった。
 今回は中日に宿の近くを走る箱根登山鉄道の箱根の森美術館駅を利用し、強羅からケーブルカーで早雲山を経由し、箱根ロープウェイを利用し大涌谷で硫黄の蒸気が噴出す一帯(Sulfureous Vapor Erupting Area)を散策した。このあたりは富山県の立山にある地獄谷と同じようなエリアであるが、硫黄温泉で茹で上げた真っ黒の卵を6個入り500円で商売していて、それが手ごろな値段のため飛ぶように売れているところが関東らしくて面白い。
 この日はさらにロープウェイで姥子(うばこ)から桃源台まで乗車し、芦ノ湖の北側を散策し昼食をとり、復路もロープウエイとケーブルカーを強羅まで乗り継ぎ、箱根登山鉄道で15時ころに宿に帰った。
 冷えた体を温泉で温め、ぽかぽかの体で夕食の特製河豚鍋にひれ酒と地酒を堪能した。
 3日目は朝風呂と朝食後、開館直後のガラスの森美術館を散策し、お昼前に箱根を出たが箱根厚木道路から国道16号と空いていたので14時過ぎには狭山に到着、地元の蕎麦屋で遅めの昼食をとり帰宅した。明日から新年の仕事始めである。

 2008年の仕事始めから3週間を過ごした今日、1月25日に久しぶりの(第27回)夢語人座を永楽倶楽部で開催した。
 右の写真はメンバー(福長正光さん)が写メしたマティニーである。正面のカウンターに赤いちゃんちゃんこを着た福島勇三さんが写っている。
 いつもの時間がゆったりと流れるこの倶楽部に2月に結婚式を挙げる吉川和也さんと綾子さんのカップルが駆けつけてきた。福島さんからコクテル「ハニームーン」が、そして私のイメージによるリクエスト「Sunshine of your love」のコクテルが、これから船出をするお二人に花を添えた。

 (つづく)

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