PMI-Japan主催のリスクマネジメントワークショップ(WS)に参加した。
東京シティ・エアターミナル近くの会場には15名の参加者とMPI-Jのリスクマネジメント研究会のメンバーが集まった。
このWSに参加した動機は、2月からインボルブしたCTI(Computer Telephony Integration)システムのプロジェクトにおいて私自身が2〜3月で多大な労力と精神的な負担を強いられたことに起因する。
プロジェクトに入ったときには、プロジェクトメンバーのマンパワーとスキルが絶対的に不足していたので外部の方々の参加をお願いして、まず要員の補充を主にプロジェクトに立ち向かう(体制の立て直しを図る)ことに注力した。
プロジェクトは、例えば1年のプロジェクトであれば、凡そ最初の3ヵ月くらいで勝負が決まる。プロジェクトマネジメントの手法の一つであるEVM(Earned Value Management)でも初動の3ヶ月を計測すると、ほぼそのプロジェクトがトラブルかどうか分かると言われる所以である。
私は4ヶ月目に火消し役として参加したが、実際の現場は体力勝負であり、2ヶ月で22泊の宿泊を伴う残業・深夜残業・休日出勤を繰り返す羽目になってしまった。
このプロジェクトがトラブった原因の一つは、プロジェクト初期のリスク管理の甘さにあったと思う。
その意味では、このWSはソフトウェア開発プロジェクトが題材で、時期といいコンテンツといい、グッドタイミングあり、得られるものは大きかった。
私が参加したチームメンバー5人の成果物を記録として残したい。
https://www.necture.jp/tokyo-essay2/image/riskmap.jpg
話題を変えよう。
牡丹が咲いた。
お彼岸にあわせて植え替えたハナミズキの根元に置いてあった鉢植えに牡丹が咲いた。
昨年、次女が入院し夏も過ぎ病状が平行線を保っていたころ嵐のような風が吹き、我が家のハナミズキが折れた。まるで次女の身代わりになってくれたかのように病状が安定していった。
「牡丹花は 咲き定まりて 静かなり 花の占めたる 位置のたしかさ」木下利玄(1886-1925;白樺派の歌人)出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(つづく)
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