バリ島への家族旅行のテーマの一つであったエリック・クラプトンの楽譜からいくつかの課題曲を発見した。これまでに演奏したことのあるSunshine Of Your LoveやWonderful Tonightに加えて、アルバム“Unplugged”に収録されているLaylaはこれまでのクラプトンの演奏スタイルとはまったく異なる空間をイメージさせてくれた。
クラプトンもUnpluggedのライブのなかで「You can spot this one.」といっているように成熟したアレンジが施されている。早速バンド仲間に「やろうよ!」と声をかけて、活動を開始することになった。目標は2012年、ロンドンオリンピックの年である。
今日は、五月晴れのなかWeb&Mobile ExpoとデータストレージExpoを見学に東京ビッグサイトに出かけた。Web&Mobile Expoでは、現在動乱が続いているタイ王国のパビリオンでCTI系のベンダーが連合して数社でデモをやっていた。ベトナムや中国がオフショアの開発系システムのブースで展示しているのとは対象的であり、興味をそそられた。
一方のデータストレージExpoの基調講演では、ドワンゴの千野 裕司氏が日本最大の「にこにこ動画を支えるストレージシステム」に関するアーキテクチャーを説明してくれた。
フロントエンド(エッジ)、ミドル(オリジン)、バック(テール)の3つのカテゴリーに各サーバを配した「自前主義」のシステムアーキテクチャーが印象的であった。
結論としては、アプライアンスや標準製品だけで作ったシステムでは競争力や差別化を生み出すことは難しいようだ。そこには目に見えないノウハウやアイデアが実装されているようで、千野氏曰く「個々のコンポーネントに求める要件は、シンプルであり、製品の選択肢が広く、拡張したり混在させることを容易にしている」とのことである。デメリットとしては、集積度が低く、場所代と電気代がかかるそうだ。
これからのストレージではSSD(Solid State Drive)が主流になるためより高速/長寿命になっていくことから、SSDをフロントエンドに実装していくのではないだろうか。
※SSD:電子工学の分野で「Solid State」は半導体を意味しており、半導体メモリを利用したストレージデバイスを表わしている。その意味からはDRAMを使ったRAMドライブやUSBメモリなどもSSDと言えなくもないが、最近はNAND型フラッシュメモリを利用し、HDD互換のインターフェース(Serial ATAなど)を備えたドライブが一般的な認識である。 (https://www.dosv.jp/other/1005/13_index.htm)
(つづく)
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