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序章
Prologue

第1回
Introduction of IT

第2回
Computer Literacy

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Shinobu


 

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第2回 : Computer Literacy

2000年10月吉日

Quote: "The future of computers is exceptionally bright. It's a world of opportunities that is only limited by our imagination." Curts J. Crawford (President, AT&T Microelectronics, Berkeley Heights, New Jersey in 1995.)

 

第1回と同様に、OUBC(Open University of British Colombia:カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州立大学の通信教育機関)のIT入門書籍(Introducing Computers '96 Edition : Robert H Blissmer)から"Computer Literacy"[PDF(150KB)]についてまとめてみた。

Literacyを辞書で調べてみると、読み書きする能力と訳されている。

このプレゼンテーションの3ページには、コンピュータリテラシに対する以下の3つの常識的なアプローチを示した。

・ コンピュータについて読むこと

・ コンピュータを使うこと

・ アプリケーションを開発すること

上記3つのアプローチで得られるコンピュータリテラシについては、全ての人たちが同じレベルでなくてもよいのである。

まず最初は、コンピュータに関する入門書を読むことから始めて欲しい。

手頃な値段のコンピュータ(パーソナルコンピュータでも構わない)の書籍は、いまや書店に山積みになっている。

できれば、私がこのプレゼンテーションの参考として使っている本書のように、体系だった本を一冊購入することをお勧めしたい。体系だった知識を得ることは、日進月歩のITに関する新しい技術や利用方法を理解する上で非常に重要なことである。

体系だったコンピュータの知識を得た上で、定期的にコンピュータ関連の雑誌を読んで欲しい。

私の場合は、職業がら、IT系雑誌を月に5〜6冊は目を通すことと、Web配信サービスからの情報入手を心がけている。また、IT先進国である米国の最新情報を知る上でCMP社の雑誌"Network Computing"(月に2回配本)も欠かせない雑誌である。

この"Network Computing"のURLは、http:/www.networkcomputing.comである。

興味のある方は、是非アクセスしてみて欲しい。

冒頭にあるプレゼンテーションの最終ページでは、コンピュータリテラシに関する結論を以下のようにまとめた。

「コンピュータは表現媒体である楽器のようなものであり、よりよく使いこなすことを学べば、そのコンピュータの表現力を最大限に利用することができるのである」

 

 話は変わるが、ノートブックPCで世界1位の売上を誇る日本の電気メーカT社が、昨年、ある特許侵害に関する和解金として、それまでにコツコツと積み上げてきたノートPCの利益からたしか数百億円を支払った事件があった。

過酷な企業競争がこれからますます激しくなる時代に、日本人として、知らなかったでは済まされない大事件である!

まずコンピュータについて読むことから始めよう!

「コンピュータが人間に易しくなるまでは」なんて待ってはいられない!

 

  2000年10月 伊賀忍び 記す

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