■ 2003年8月7日(木)

 ビーグルの迷い犬と新馬山屋のかぼちゃ粥


Reference: Written Communication (May. '03, Business English from NHK radio)
The question type can have a big impact on the flow of the conversation.
Let's look at some good question and compare them to some not-good-alternatives (closed-ended questions).
How can we improve customer service? vs Can we improve customer service?
What are some actions we can take to improve customer relationship? vs Would a reduction of consulting service tariff is effective to increase some new client?
Why do you think we have so many complaints from our clients recently? vs Don't you think our staff is responsible for the increased number of complaints?
The difference between the questions on the left, the open-ended questions, and the closed-ended questions is that the answers to the open-ended questions will be longer and give the person asking the question more information. The other questions just have a "yes" or "no" answer.
When writing questions, always try to consider what information you would like to receive when you ask a question. If you just want a simple answer, a closed-ended question may be fine, but when you want to understand an issue or problem, the first questions you might want to ask should be open-ended.
(See page 30 on the textbook)

 今年の夏は、梅雨も含めてだが、夏らしい期間がほとんどなかった。
 7月下旬は日照時間が少なく、朝の散歩でお会いするご近所の農家の方々の表情は冴えない。
 8月5日(火)は夕刻の四時頃から黒い雲が空をおおい、真っ暗になってしまい、そこに雷と土砂降りの雨が降ってきて、家の周りでも数回に渡って落雷があり、停電があった。

 今朝の散歩でビーグルの迷い犬を捕獲した。
 リードを引きずっていて泥まみれのビーグルなので、風呂場にてシャンプーをしてやると疲れていたのか眠ってしまった。
 翌日、保険所に連絡を取ったところ、飼い主がみつかって取りに来られるとのこと。
 一昨日の雷に驚いて逃げ出したそうだ。
 子供さん方がかわいがっていた犬なので、いなくなった後はずいぶんと悲しんでいたそうだ。
 私が会社に出かける途中で、父親らしき人と二人の姉弟の乗った車が我が家の方に向かって行くのをみかけた。
 車の後ろの座席から二人の姉弟が運転席の方に顔を乗り出して、我が家の方を指差しているのを見たので、間違いはないだろう。
 後で家人から聞いた話だが、我が家に取りにきた時のビーグルと子供さん方の喜びようは、それは大変なものだったとのことである。

 私事であるが、7月14日(月)に初孫の翔琉(かいり)が生まれた。
 娘夫婦は「かいり」という音感から名前を決め、それから漢字を考えていったようだ。
 娘は昨年の祖母の葬式で20数年ぶりに私の父に会ったわけだが、父が船乗りだったことや、父の思い出を話したことも心の隅にあったのか、海を航海していくような男の子になって欲しい、と願ったという。
 娘夫婦は、市役所に「浬」という漢字で申請に行ったが却下され、いろいろ考えた末にこの「翔琉」で出生届を出したら、無事受理されたのだった。
 孫とはなんとかわいいものか、爺ばかである。

 韓国レストラン新馬山屋(しんまさんや)は、「当見聞録:
2000年3月13日(月)「White dayと映画鑑賞券」でも少し紹介したが、週一のペースでランチに通っている。

 この夏の限定メニューは、豚キムチ丼定食とかぼちゃ粥の定食である。
 かぼちゃ粥は、玄米とかぼちゃに小豆を煮込んだお粥で、体にやさしい健康食である。
 このお粥に玄米ごはんと小皿に盛ったおかずが四品付いている。
 ちなみに今日はたっぷり具だくさんのワカメスープもサービスして頂いた。

 先週と今週のおかずは以下の四品であった。
 <先週のおかず>
  ・春菊のサラダ
  ・いかと野菜の煮物
  ・プルコギ
  ・キムチ
 <今週のおかず>
  ・ゴーヤとコーンの炒め物
  ・いんげん、糸こんにゃくと挽肉の炒め物
  ・オクラのフライと韓国風お好み焼き
  ・キムチ

 上記の定食で600円は体だけでなく、財布にもやさしい。
 このお店で出される野菜類はマーマ(お店の従業員の発音からすると日本人のプロナンシエイションのママではない)が千葉で営むお店直営の菜園で作られている。

 以下に新馬山屋のマーマからのメッセージを添付しておこう。

 

     新馬山屋菜園だより

 新馬山屋では「医食同源」の信念のもと、
 お客様にいつも新鮮な野菜をお召し上が
 り頂けるよう、直営菜園を持ち、私たち自身
 で有機栽培を行い、産地直送の味をご提供
 しております。
 私たちの自信作を是非ご賞味ください。

                   店主敬白



 先日は、お店の従業員から春菊やサラダ菜をいっぱいもらったので、家に持ち帰って、春菊をうどん鍋に入れて家人と頂いが、甘さの濃いしっかりした春菊を久しぶりに食べた。
 赤坂は韓国人街になりつつあるが、自分たちで作った野菜を料理して出すという、このようなお店があることはうれしい限りである。
 そういえば、私の先祖も高麗からきたらしい。

 お店には時々マーマの娘さんが手伝いにきている(マーマに似てなかなかの美人である)。
 機会があれば是非訪れて欲しいレストランの一つである。

 (つづく)

-P.55-

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